初見 オオトリノフンダマシ♂

面白い名前のトリノフンダマシ属のクモの紹介が続きます。これまでにオオトリノフンダマシ、シロオビトリノフンダマシと昨日紹介したアカイロトリノフンダマシを撮影したことがありますが、いずれも♀ばかりで、♂を見つけたことはありませんでした。図鑑を見ると、♂は♀に比べて極端に小さいのです。 18日~20日の3日間、ヘイケボタルの観察会が開かれ、要員として参加しました。開催場所には、ヘイケボタル以外にホタ…

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初見 アカイロトリノフンダマシ

クモの分類の中に「ナゲナワグモ科」という面白い名前の科があります。その中の「イセキグモ属」の2種は、粘球の糸を振り回して飛んでいる蛾などを捕まえるようですが、映像では見たことがあっても、実際には見たことはありません。ナゲナワグモ科には他に「トリノフンダマシ属」というのがあり、このアカイロトリノフンダマシなどが含まれています。 クワの葉裏にいました。最初に見たときは、シロホシテントウだと思いまし…

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ツミの巣内雛(3)

ツミの巣内雛(2)のつづきです。この巣では雛がスクスクと育っています、巣が高い位置にあり、枝葉に邪魔されて全容が把握できませんが、この日は2羽の姿が確認出来ました。 食事中だったようです。 巣立ちまではあと一息です。 ↓↓ この記事が気に入ったら、ポチっと、お願いします ↓ 人気ブログランキング 野鳥観察ランキング 自然観察ランキング

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チュウゴクアミガサハゴロモ 疑念

私がその存在に気づいたのは昨年でしたが、その少し前から園芸をやっている人は気づいていたようです。当初は名前がなく、「チュウゴクアミガサハゴロモ」と名付けられたのは2024年で、名前が付けられた頃から注意して見るようになりましたが、近所での生息場所は限られていました。ところが今年は、至る所で目にするようになり、我が家の庭でも普通に見かけるようになりました。 昨年の時点で、アミガサハゴロモとの主な…

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電線にとまるガビチョウ

ガビチョウは4月ごろは巣立ったばかりの若鳥が多かったせいか、割と無警戒な姿を見ていましたが、この頃は鳴き声は聞こえても、姿を見ることが少なくなっていました。 線路むこうの林で鳴き声がしたかと思ったら、飛んできて架線にとまりました。 木立の中で姿を隠しながら鳴くのがガビチョウで、電線にとまる姿というのは、これまでに見たことがありませんでした。住宅地のそばまで行動域を広げ、他の鳥と同じように電線…

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田んぼの中のヒクイナ

ヒクイナは環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ類(VU)、千葉県デッドデータブックでは「A」ランクの最重要保護生物ですが、市内ではあちこちで鳴き声を聞きます。2019年6月には、家から徒歩15分ほどの場所で繁殖しているのが発見されたことがありました。その時の記録があるはずと探したのですが、Facebookに載せただけで、ここには書かなかったようです。 そのときは、田圃周辺の葦を刈っていた人から、見た…

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撮れそうで撮れない チョウトンボ

チョウトンボはひらひら飛ぶので、飛んでいる姿を撮るのは楽勝かと思いきや、引いた画面では撮れるものの、近くを飛んでいるのは、他の虫と同様に難しいのです。 短いレンズを使っても、フレームに入れるのはなかなかムズカシイ。フレームに入っても、色が出ません。たくさんシャッターは押しても、歩留まりは悪い。 とまっているか、とまろうしているのを狙うのが無難かな。 ↓↓ この記事が気に入ったら、ポチっと、…

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飼育中 クワガタムシの他にも(その2)

今季は「ちょっと飼ってみよう」と思ったことがいくつか重なり、多い時は4種、パソコンデスクの脇で飼育していました。これまでの経験だと、「飼育は餌の調達」というのが大きなネックだったのですが、今季は採取してすぐに蛹化を始めてくれたので、その心配はほとんどありませんでした。 結果は―― ☆庭の枯れ木で見つかった、コクワガタ♂と思われる蛹は、面白い姿をしていました。それが、7月6日に無事に羽化しまし…

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幾何学模様の蛾 ナカグロクチバ

アカボシゴマダラが多く発生しているエノキの若木で、今日は羽化した個体がいないかとしゃがみこんで探していると、見たことがない翅の模様をしている蛾を見つけました。調べると、ナカグロクチバという、南方系で分布が北上している、千葉県では2009年ごろに初確認された蛾であることが分かりました。 見たこともない種が毎日ひとつぐらいは見つかると驚いていますが、生きものの種はほぼ無限ですから、当たり前のことな…

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キタキチョウの羽化

マメ科のネムノキなどに産卵するキタキチョウ。6月末に撮影した幼虫。ネムノキの葉とそっくりで、探さなければなかなか見つけられません。 撮影場所が違いますが、7月7日撮影の、羽化直後のキタキチョウ。蛹にぶら下がっています。右の蛹はまだ羽化していません。 この場所では、この日、4頭が羽化していました。 ※ 昔は「キチョウ」でしたが、2005年に「キタキチョウ」と本土には分布しない「ミナミキチ…

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