こんなに華奢な体で

谷津田で暮らすホソミイトトンボは、こんなに華奢な体で越冬するんですね。ようやく寒さが緩んできましたが、また寒の戻りがあるようで、さらにこの試練を乗り越えなければなりません。飛び回っている姿を見つけても、いったん目を離すと、どこにとまったのかが分からなくなります。見当をつけてファインダーで覗いて姿を見つけても、オートフォーカスで合焦させることがむずかしく、いっそのことマニュアルフォーカスにして撮る…

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ナツアカネ

総称して「赤トンボ」と呼ばれるうちのひとつ、ナツアカネ♂がいました。アキアカネとともに、12月始めぐらいまで姿が見られるようです。ナツアカネは顔まで赤くなります。 ナツアカネのほかには、オオアオイトトンボの連結態が見られました。↓は反対側から撮影。 別の場所に移動したときは昼近くで、気温が上がり、11月17日というのに、なんと、アブラゼミが鳴いていてビックリです。明日からは気温がぐっと下がる…

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マイコアカネ

マイコアカネの画像は、種別に分類した自分の画像データの中には3枚しかありません。撮影したのは2010年9月と、かなり以前のもので、ブログに記事として載せています。 ⇒ ここ 2011年に改定版として発行された『千葉県の保護上重要な野生生物 —千葉県レッドデータブック― 動物編』には、マイコアカネは載っていませんが、2019年の改定時には、一般保護「Dランク」に指定されました。―—ということは、…

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ギンヤンマのペア 単独の♂に撃墜される

飛ぶギンヤンマを何とかフレームに入れようと悪戦苦闘していました。 産卵するペアが、目の前に(^^♪ 場所を変えながら産卵場所を探していました。 そこへ背後から単独の♂がやってきて―― パシッと乾いた音がして、単独の♂がペアに体当たりをしたので、ペアはあえなく水面に「撃墜」されてしまいました。 …

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林縁のハグロトンボ

林縁を歩くと、ハグロトンボが目につきます。 近づいても逃げない個体は少なく、カメラの設定を確認している間に、少し離れた場所にとまり位置を変えてしまうのがほとんどです。 メタリックな輝きの♂は、きれいですね~。 昆虫写真ランキング 人気ブログランキング

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オニヤンマ

昆虫少年のあこがれのひとつ、オニヤンマ。 夕方に水撒きをしているとオニヤンマが飛んで来て、家の前の道路を行きつ戻りつする。物置から捕虫網を持ち出して、はやる気持ちを押さえつつ、ふたたび目の前を通過する瞬間をじっと待つ……。 道路はアスファルトで舗装されていたっけ?? 砂利道だった気もするけど……。網で捕まえることが出来たことはあっただろうか。網の中で力強くもがく姿。翅のガサガサした乾いた…

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正面顔の拡大 マユタテアカネ

林の縁でたくさん飛び交っているトンボの、とまっている時の正面顔を撮ってみました。 マユタテアカネ。 こうして並べてみると、面白い顔をしていますね。鼻の穴のようにも見えてしまう黒い部分は、「眉斑」と呼ばれています。ここが眉だなんて、なんかヘンですよね。 昆虫写真ランキング 人気ブログランキング

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ショウジョウトンボ♂

ショウジョウトンボは日本全国に分布しているようですが、探すとなると、簡単には見つかりません。 この日、飛んでいたのは成熟♂。真っ赤で目立ちました。 久しぶりに見ました。近くに♀もいたのかもしれませんが、探せませんでした。 捕虫網で捕まえて、図鑑と見比べて同定出来るというものです。捕虫網さえあれば、それを自在に振り回して捕まえられると思っていましたが、”昔取った杵柄”の気持ちで網を振り回…

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撮れそうで撮れない チョウトンボ

のんびり飛んでいるように見えるチョウトンボですが、マニュアルで追いかけると、意外にむずかしいんです。この日、田圃の上を飛んでいるチョウトンボを何度も見かけましたが、撮れそうで撮れなくて…… 一度も、とまってくれませんでした(^_^;) 昆虫写真ランキング 人気ブログランキング

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獲物はヒラタアブ

そろそろ林の縁から引き上げようとしていた時に、目の前の葉にトンボがとまりました。その口は獲物を咥えていました。その正面顔です。 トンボは…マユタテアカネのようです。 昆虫写真ランキング 人気ブログランキング

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うちわでハート形を作る

立秋を過ぎてからというもの、暑かったですね~ 1週間、留守していました。 形をしたウチワはありそうですが…… この日、枯れた葦の先にとまったのは…。尻尾の先が団扇(うちわ)のように広がっている、ウチワヤンマ。 止まる角度を変えるのは、どうして?トンボは変温動物なので、体温を上げたいときは太陽光に対して直角にして、体温が上がりすぎた時は尻尾を立てるようですね。別の日、ちょっと離れた場所で……きれ…

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ひとくちに赤トンボと言っても……

見た目に赤ければ赤トンボですが、赤トンボという種類はいなくて、それぞれに固有の名前があります。これはマイコアカネ。  正面顔に、きれいな青い部分があります。 こちらはよく見かけるマユタテアカネ。 正面顔を見比べると、その違いがわかります。 昆虫写真ランキング 人気ブログランキング

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遊弋する オニヤンマ

田圃の上を飛びまわっているのはセッカばかりではなく、こちらは飛びまわるという表現よりは、遊弋という言葉がピッタリのオニヤンマ。 これが元のおうちかどうかわかりませんが……大きさが5cmほどもあったので、たぶんオニヤンマのヤゴだったのではないかと……。

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テニスの合間の虫撮り

今年はオニヤンマの姿を見ることが多い気がします。テニスをしていても、コートの上を悠然と飛んでいきます。去年、少ないと感じていたアブラゼミも、例年の賑わいです。ラケットをカメラに持ち替えて、テニスコートがある公園の外で撮りました。オオシオカラトンボ♂。オニヤンマ。飛んでる姿を狙っていたのですが、あまりの暑さのせいなのか、休んでいるのが撮れました。個体が違います。 さて、これは? 葉の上に細い枝が…

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9月の拾遺 稲穂の間を飛ぶノシメトンボ

うちの近くの田圃では、すでに稲刈りが終わっています。この写真の撮影日は9月2日なので、まだ黄金色に輝く稲穂が頭を垂れ始めたころでした。稲穂の間を、つながったトンボがたくさん飛んでいました。上が♂で、下が♀ですね。♀は首根っこを♂に押さえられています。 「赤トンボ」と総称されるトンボを区別するのは、翅先が褐色か、翅全体が透明かどうか、腹の模様がどうなっているかで判断するようなのですが、写真から判…

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ギンヤンマの産卵

ちょうど去年の今頃にも、ギンヤンマの産卵の記事を書きました。ハグロトンボが乱舞する川面の藻が繁る場所でギンヤンマが産卵していました。 ペアになれなかった♂が、ちょっかいを出してきます。 水中に藻が生えている場所は限られているので、そこがハグロトンボやギンヤンマの産卵場所になっているんです。この日はギンヤンマのペアが3組、見られました。1枚目と3枚目は同じ個体、2枚目は別個体です。 昆虫…

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水面を舞う ハグロトンボ

今日からお盆休みに入りました。もちろん9時からテニス。あまり無理をせず、4時間コースでしたが、参加者が5人だったので、運動量としては十二分でした。昼食後に、自転車で、いつもの散歩コースをぐるっと回ってきました。林のへりの草の上で、ヤママユガが翅を休めていて、その大きさにビックリ! むこうもあわてたのか、草の中に落ち、近づこうとしたら、いきなり飛び上がって逃げられてしまいました(^_^;)    …

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ウチワヤンマの内輪の話

今日は、朝から焼け付くような日射しです。山手線が人身事故で長時間ストップするし、通勤はまさに痛勤でした。それでも、いつものように不忍池に立ち寄ってから、出社しました。         日射しを遮るものがない場所で足を止めると、とたんに汗が噴き出してきました。     暑さのせいか、いつものコサギは姿を見せてくれませんでした。撮るものがな~い (^_^;)ハスが花盛りです。カメラを持った人は、ほぼ…

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今日の飛び物への挑戦は……

対象物が大きくても、まともに撮れないメンバラですが、今日はさらに小さいもの。水面をスイスイ飛び回っているトンボです。飛んでいるときは、とても撮れませんが、ときどきホバリングするんです。そんなときを狙って、撮ってみました。コシアキトンボの♂♀の区別は、見た目ではつかないようです。同じ場所でホバリングしてくれないので、連続したコマではありません。蝶やトンボが飛ぶ姿を高速度撮影した映像を見ると良くわか…

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トンボは わからない……(-_-;)

”あの池”のほとりで、生まれたてのトンボを見ました。時間が経つと、色が変わっていくんだろうと思いますが……。生まれ立てで、飛べないのかと思いきや、ふわっと舞い上がると、高い木の枝まで飛んでいってしまいました。5月7日の撮影です。 今朝の”あの池”、上の色合いとは違うのがいました。2匹いました。どっちも見たことのない色をしてました。名前はわかりません(-_-;) トチノキの花が終わって、こんな…

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トンボの産卵

今日は真夏が帰って来たような暑さでしたね。4時間テニスを終えて、いつもの散歩コースへ出かけました。 実は朝、調整池のカワセミを撮りに出かけたのですが、歳のせいか、暑さのせいか……現地に着いてみれば、500ミリの望遠レンズを2種類、三脚、ケーブルスイッチはあるものの、肝心のカメラが……           ないっ! で、双眼鏡で見ただけで、帰って来ました(^^; そうでした。トンボの産…

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シオカラトンボ&イトトンボ

トンボが目に付くようになったのは、あの方の薫陶のおかげでしょうか。いつもの池ではシオカラトンボが産卵していました。……が、うまく撮ることは、やっぱりできませんでした。 これって、どっちも ♂ じゃないのかな??? 下は19日の夕方、散歩帰りに近所で撮影したもの。 これはいったい…… (と、調べもしないでご教示を期待;)メタリックな輝きがいいですね~ matsumaruさんから…

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アオモンイトトンボ

イトトンボとカワトンボの区別がつかないメンバラが、どうしてイトトンボの固有名をタイトルにしているのかというと……実は、matsumaruさんにお願いして、同定していただいたのです。お世話になっています。不忍池のほとりの桑の葉に、とまっていました。イトトンボの仲間がこれほど多くて、しかも判別のし難さと言ったら、私からすると至難の業です。matsumaruさんに教えていただいたサイトを見ると、区別の…

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朴は花盛り&イトトンボの名は?

今日のテニスは、コートが2時間しか取れず、まあそれでも人数が6人だったので、けっこう楽しめました。駐車した場所の脇では、朴の花がたくさん咲いていました。           公園の中を小川が流れています。           そこにイトトンボが……           この形状のものを、イトトンボとしか呼んだことがないです。 m…

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