クロマダラソテツシジミ ♀がいた

千葉県内でも生息域が広がっているというクロマダラソテツシジミ。我が家の庭で見るのは♂ばかりでしたが、ようやく♀を見つけました。翅を閉じていると、雌雄の区別がつけられませんが、翅を開いているところを撮ってみたら、この個体は♀でした。翅に傷みがないので、羽化したばかりのようです。――ということは、庭にソテツが植えてあるご近所さんのところで羽化したのでしょうか。

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ムラサキシジミ

身近で見る機会が多い蝶の中で、翅を拡げた時の美しさはピカイチです。ムラサキシジミが翅を閉じていると、地味で背景に溶け込んでしまいます。どこにいるかわかりますか?向きを少し変えてくれました。それでも分かりにくいですね。翅をすこしだけ開いてくれました。ちょうど陽が射したところだったので、翅を全開にしてくれました。

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クロマダラソテツシジミ

クロマダラソテツシジミというものを、初めて自宅の庭で見つけたのは2021年10月のことでした。カタバミやマツバギク花が咲いているあたりを飛び回るシジミチョウの中に、ひとまわり大きいのがいたので撮影しました。ふだん目にしているヤマトシジミとは違い、翅裏に赤い模様がある、見たことがないものでした。その時撮った画像は「不明シジミチョウ」として分類しました。撮影したこの個体は、尾状突起と呼ばれるものが欠…

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ルリタテハ

蝶の中でもタテハの仲間は、普段もスピードがあるので飛翔姿を撮るのはムリです。なので、とまった時が狙い時です。なかなか良い場所にとまってくれました。成虫は凛とした姿をしていますが、その幼虫は意外とも思える姿をしています。そろそろ蛹になっている時期ですが、ホトトギスやサルトリイバラを食草にしています。

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オナガアゲハ 羽化

9月27日に飼育ケースの中で蛹化したオナガアゲハ。 来春の羽化かと思っていたら、わずか2週間で羽化しました。 飼育ケースの角の所で翅を伸ばしたせいで、左翅の先に折り目が付いてしまいましたが、ひらひらと飛んでいきました。 まだコスモスなどの花が満開なので、大丈夫でしょう。 残り2つの蛹も羽化してしまうのでしょうか。

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オナガアゲハの幼虫

ムネアカハラビロカマキリをもう一度良く見たいと思い、翌日、見つけたあたりを探したのですが、いたのはオオカマキリばかりでした。 あちこち探すうちに、見たことはあっても、何の木だかわからない葉に、見た目はアゲハの幼虫と思われるものを見つけ、その時は撮影だけしました。 家に帰ってから調べると、この幼虫、尾の部分が白いのでオナガアゲハの幼虫らしく、食べていた葉はどうやらコクサギではな…

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ゴイシシジミの産卵行動

久しぶりにゴイシシジミを見ました。2012年が初見の年だったようで、その後の9年間で3回ぐらいしか出会えていません。 ――と言うよりは、目立たない存在なので、気づけなかったというべきかもしれません。 ゴイシシジミの幼虫は肉食。笹や竹の葉に付くアブラムシを食べます。 葉の裏にいたアブラムシの間に、産み付けられた卵がありました。矢印先の赤丸内

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クロアゲハ 終齢幼虫

夕方に犬の散歩から戻って来て、犬の足を洗おうと、庭の水道栓近くの細い柱にリードを掛けようとしたら…… 柱の先端近くに、蛹化する態勢に入っているようなクロアゲハの終齢幼虫がいました。 よく見ないでリードを掛けていたら、傷つけてしまっていたかもしれません。あぶない、あぶない。 柱の先端に黄色のビニール紐を結わえて、うっかりリードを掛けないようにしておきました。 …

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蝶の卵

産みたての卵が撮影できたので、これまでに撮影してきた蝶の卵を並べてみることにしました。キタテハの卵。産んだのはカナムグラ。 アカボシゴマダラの卵。産んだのはエノキ。 同じアカボシゴマダラの孵化間近の卵。年に3化するのか、4化するのか……これは脅威です。 ウラギンシジミの卵。産んだのはクズ。 ウラナミシジミの卵。ウラギンシジミと同じ時期に同じクズに産みます。 ゴイシシジミの産卵。(再録)…

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なんですか、その食べ方は!

食べ方の上手、下手というよりは、なぁ~んにも考えずに手当たり次第に食べてしまうから、こんなことになってしまうんです。 オオバウマノスズクサの枯れてしまったふたつの蔓。これだけあれば、1匹分の餌としては十分でしょう。それが、茎の途中からお構いなしに齧るものだから、その先が枯れてしまうんです。 犯人はコイツ。ジャコウアゲハの幼虫。 この個体は大きさからして、終齢幼虫にはなっていないようです…

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