啓蟄が過ぎ

ビロ-ドツリアブがそろそろ姿を見せるのではないかと、谷津田に探していくと、水が溜まった田圃にアカガエルとアズマヒキガエルの卵があり、アカガエルはオタマジャクシが誕生しているものもありました。   アカガエルの卵塊。   アズマヒキガエルの卵。   アカガエルのオタマジャクシ。   残念ながらビロードツリアブの姿は見られませんでしたが、   木の幹に成体のクモがいまし…

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きれいだなぁ~

ガやクモでも、良く見るときれいだなぁ~と、思わず見とれてしまうものがいます。   この日、足が止まったのは、道のすぐ脇にとまっていた蛾。 似たものがいくつかいますが、ウスキツバメエダシャクという名前のようです。 3枚ほど撮った所で、飛び立たれてしまいました。 ガは葉の裏に身を隠していることが多く、全身を露わにしている場面に遭遇することはあまりありません(T_T) 赤いダニがいる…

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オシャレな幼虫

「どこがオシャレなんだ。気持ち悪いイモムシじゃないか」と言われそうですが、蛾の幼虫にしては、他に例を見ない(と言っては大げさかも)センスの持ち主だと思います。   階段の擬木の上を歩いていました。 緑のベストを着ているようで……調べてみたら、ホソバシャチホコの幼虫でした。白円内は、小さくてもイラガの幼虫! ようちゅうい(要注意)ですね(^_^;) このトゲに触れたら、ものすごく痛い…

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カメムシ2種

テニスの前に、コンパクトカメラを持って公園の中を歩いてみたら……   エサキモンキツノカメムシの家族がいました。 別の場所には初見のウシカメムシの幼生がいました。 トリカブトの花も咲き始めていました。 ツクバトリカブトなのかもしれませんが、葉の形をちゃんと見なかったので……(^_^;)

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深度合成

体長数ミリの昆虫やクモを撮ろうとすると、真横からの撮影だとそこそこピントが合ったものが撮れます。しかし、こちらを向いていたり、後ろ向きだと、全体にピントを合わせるには、絞らなければならず、補助光が必要になります。フリーソフトで深度合成が出来るものがあるようですが……コンパクトカメラで深度合成をしてくれるものがあるというので試してみました。深度合成モードにしてシャッターを切ると、何コマか焦点を少し…

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弱肉強食

クモの仲間はあまりに種類が多いので、ハエトリグモの仲間を集中的に撮るようにしています。この日、ハエトリグモの仲間が狭いエリアに何種類かいるという特異な場所がありました。 2匹のクモが対峙していました。 左にいるのはワカバグモでしょうか、右はカラスハエトリ♀。 争いが起きることを予測し、チャンスを逃さないようにしようと思っていたのですが、 睨み合っている時間が長かったので…… そばに…

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まだ……

例年だと、当地でのサシバの飛来は4月1日前後なのですが、隣の市で飛来の報告があったので、朝食前に探しに行ってみました。 飛ぶ姿も鳴き声も、確認できませんでした。 良い声で鳴いていたのはホオジロ。 昨年の観察場所には重機が入って、立ち入り禁止になっていました(T_T) ソメイヨシノもまだでした。 カタクリは見ごろを迎えていました。

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展覧会のご案内 「大好き! 図鑑」

千葉県立中央博物館において、7月19日~10月13日まで開催中の展覧会のご案内です。体験イベント、講座、座談会と盛りだくさんです。 チラシの表。   チラシの裏。   開館時間:9時~16時半(入館は16時まで) 7/19~8/31は無休。9/1~10/13は月曜日休館。ただし、9/15,10/13は開館して、翌日が休館。入場料金:一般/500円、高校・大学生/250円。

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とまる

野鳥だと、ソングポストで待っていれば、そこに飛んでくることが多いので、とまろうとする姿を撮ることが出来ます。トンボも、飛んでしまってもまた同じ場所に戻ってくることが多いので、置きピンで待っていれば、とまろうとする瞬間を撮ることが出来ます。 前にも登場したショウジョウトンボ♂。 オオシオカラトンボ♂。 コシアキトンボ♂。 それが蝶となると、とまろうとする瞬間を撮るのは至難で、ど…

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カナムグラを微視的に見ると

茎に小さなとげが密生しているカナムグラ。空き地の雑草の代表格です。うっかり露出した肌を引っかけてしまうと、みみず腫れになってしまいますが、このトゲをからめることで、他の植物の上に覆いかぶさるように繁茂できるんですね。 キタテハが産卵のためにカナムグラが生えている場所を飛び回るのを見たのは、6月下旬でした。産卵する場面。 その卵。 6月23日撮影。 どこに産卵するのか観察すると、蔓…

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1/4000

1/4000といっても、シャッタースピードのことではありません。今日紹介するのはザトウムシ。クモに似ていますが、クモとは別分類で、頭胸部と腹部の区別がありません。数種類はいるだろうと予測していましたが、調べてみると、世界中には な、なんと4000種ほどもいるのだそうで、その中から「これ」と探し出すのは無理そうです(^_^;) この日草むらで見つけたのは、毛虫のようなものを食べていました。 …

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飛び出し

とまっているものが「飛び立つその瞬間」を撮ろうとしてみました。 飛び出す瞬間が読めない昆虫に比べると、鳥はかなり撮りやすいと言えるのかも。

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今季の状況 受難の連続

北印旛沼では農業用管水路建設工事が予定より1カ月遅れ、今月末までには終わる予定で急ピッチで進んでいます。沼を周回する道路は途中で通行止めの所が依然として1箇所があります。その工事とは別に、土手周辺の篠竹の伐採作業が行われ、刈り取った篠竹を満載したトラックがサイクリング道路を走っています。葦原で暮らす野鳥たちには、あちこちにかたまって生えている篠竹は格好の目隠しになっていたのですが、それがきれいサ…

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日陰の林縁を歩けば

こう暑くては陽射しのある場所に出ていく気も起きず、かといってクーラーのスイッチを切った家にも居られず……。林の縁は日陰になってさえいれば、けっこう涼しいものです。風があれば救われた気になりますが、小さな生き物を撮ろうとしている身には、風は大敵です。この日、出合ったのはハムシの仲間。アカクビナガハムシというようです。アカ・クビナガ・ハムシなんでしょうね。 頼りなげにゆらゆらと飛ぶのは、ハグロトン…

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おお、シロバナタンポポだ

関西の方には珍しくもなんともないタンポポですが、黄色いセイヨウタンポポがほとんどの関東圏では、このシロバナタンポポは珍しいんですよ。 ウグイスが口を最大限開いて、大きな声でさえずっていました。せっかくのホオジロとのツーショットだったのですが、シャイなウグイスは枝に隠れてしまいました(^_^;) このウグイス、拡大してみると……前にも撮った足環ウグイスでした。

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