これだけ朝露が付いていると、ハエトリグモの仲間だということも、すぐには分かりません。オスクロハエトリの♀、もしくはヤハズハエトリの♀ではないかと思うのですが……。オスクロハエトリ♀の画像はあるのですが、ヤハズハエトリは♂しかないので、比較できません"(-""-)"
【参考画像】オスクロハエトリ♀
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ジョロウグモの交接 2024
成熟期を迎えた♀が脱皮した直後が♂が、交接するチャンスといわれています。9月13日撮影。カマキリの♀が交尾中の♂を食べてしまうというのは有名ですが、それと同じように、ジョロウグモも♀が♂を捕まえてしまうことがあるようです(そんなシンーンはまだ見たことがありませんが)♂にとっては、まさに命がけということです。♀に忍び寄る♂クモは「交尾」ではなく、オスの蝕肢に吸い込ませた精子をメスの腹部にある外雌器…
シロカネイソウロウグモ 交接
大きさが2~3ミリと、ごくごく小さいので、存在自体に気づかれないことが多いクモです。ジョロウグモやナガコガネグモなど円網をはるクモの巣に居候しています。ひとつのクモの巣に何匹もいることがあります。
この日、交接するシーンが見られました。
腹部が大きい、下側が♀です。
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居候するクモ チリイソウロウグモ
イソウロウグモというと、ここではシロカネイソウロウグモを取り上げたことがありました。
シロカネイソウロウグモの求愛給餌?
シロカネイソウロウグモの交接
この蜘蛛は体が小さいですが、銀色に輝いているので探しやすいクモです。
シロカネイソウロウグモよりは大きいのですが、色合いが周囲に溶け込んでいるので見つけにくいのがチリイソウロウグモ。千葉エリアでは、クサグモの巣にいる…
ヤマシロオニグモ アトグロ型
林縁を歩いていたら、たぶんオニグモ(の仲間)とおぼしき、これまで見たことがない模様のクモがいました。
調べてみたら、ヤマシロオニグモ♀で、斑紋に変異が多く、その中で「アトグロ型」に分類されているものと分かりました。
ヤマシロオニグモといえば、どう見てもネズミ男にしか見えない腹部の模様をしたのが多いですね。
これなんかは、OKサインを出しているネズミ男。
長…
正面顔 *カラスハエトリ
正面顔、次はクモです。何といっても、ハエトリグモの仲間は正面顔が秀逸です。
カラスハエトリ♀。
その名の由来になった♂。
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忍者のごとし チャイロアサヒハエトリ
小さいハエトリグモの撮影には、Olympusのコンデジ(この時はTG-3。今はTG-5)を使っています。
この日は、チャイロアサヒハエトリ♀に出合い、至近距離からの撮影でした。
上方に視線をやって身構えると、たいていジャンプします。
視界から消えてしまったときは……。
”武器”を奪われてしまったので、やむなくマクロ100のPENTAX…
メスジロハエトリ♀
生きものの姿がめっきり減ってしまった林縁を歩いていたら、白くて目立つハエトリグモを見つけました。
メスジロハエトリの♀!! 以前、♂を見つけたことがありましたが、♀は初見でした。
眼にLEDライトガイド の光が写りこんでいます。
自分の体長の10倍以上を一気に跳ぶ跳躍力は、ほかのハエトリグモに比べて一段上という感じがしました。
メスジロハエトリの♂の初見は →…
ヤマジハエトリ♀ 深度合成
ピョンピョンと飛んで逃げるときもあるけれど、じっとして撮影に協力してくれることもある、なかなか良い被写体なのがヤマジハエトリ。
この日は♀がいました。
いずれもOlympus TG-3 深度合成モードで撮影。
初見 ヤマジハエトリ
林縁の落ち葉が積もったところに、見たことがない地味なハエトリグモがいました。
ぴょんぴょんと飛び移るので、じっとしたときを狙って……。
ヤマジハエトリの♂のようです。
翌日、♀を見つけました。
とりあえず1枚だけ貼っておきます。
散歩の人がたまに通る道端で、這いつくばって撮影している姿は、どう見ても不審者ですよね。(-_-;)
自然観察ランキン…
葉上の生存競争 *ネコハエトリ♀
小さな対象物を探してばかりいるので、目的とは違っていても目に付きやすいのかもしれません。動くカタマリに目がとまりました。 ネコハエトリが別のクモを捕まえていたのが、ひとつのカタマリに見えたんですね。
捕まっているのはハナグモ? ちょっと違うようですが……。
カメラがOlympusTG-3 だったから、深度合成を試せば良かったなぁ"(-""-)"
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オスクロハエトリ♂
先日登場したヤハズハエトリと同様、水辺のアシなどで見られます。
この日は♂しか見つけられませんでした。
葦の葉を丸めた筒状住居にお住まいでした。
ヤハズハエトリ♂
久しぶりに出合った気がします。
ヤハズハエトリ♂。
こんなに脚が長いと…… *チャイロアサヒハエトリ♂*
ハエトリグモの仲間は、その姿を見ただけでだいたいハエトリグモとわかります。雌雄によっては、模様がかなり違うものがいますが、全体的な印象で、まあハエトリグモの仲間だとわかります。ところがハエトリグモの♂の中に、ハエトリグモのプロポーションの範疇から外れるものがいくつかいます。 この日、林縁で見つけたのは……。チャイロアサヒハエトリ♂でした。脚が長く、プロポーションが普通のハエトリグモとは違います…
アリグモの住居
林縁を歩いていたら、ホトトギスの葉にアリグモ♀がいました。
白い綿のように見えるところに入っていきました。
こんな住居を作るんですね。
後日、この巣を探しても見つからず……それもそのはず、巣を構えていたのはドクダミではなく、ホトトギスの葉でしたので、訂正しました。
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アズマキシダグモ 卵のうを運ぶ
蜘蛛は種類が多くて"(-""-)" と、ハエトリグモは撮るけれど、他のクモにレンズを向けることがあまりありません。
この日、樹上に白っぽい卵のうの隣に、よく見かけるクモが……。
アズマキシダグモの「基本形」と呼ばれるものだと思います。
卵のうは糸で葉にとめてあるようです。
卵のうを持ち運ぶクモがいますが、どうやって運んでいるのかと考えたこともありませんでした。
コモ…
葉の上の争い ヤサアリグモ
1本のドクダミに、たまたま居合わせてしまったヤサアリグモの♂2匹。
互いを牽制するように歩き回っていましたが、決戦の場は同じ葉の上でということに。
ふだんは大きなハサミは開いていません。
それが対峙すると……。
葉の裏に回ったり、茎に移動したりと延々と続いたのですが、ハサミを開いて尾を振り上げ、いかに自分を大きく見せて相手を威圧するかという行動に終始して、直接…
クモ 3種
まずは家の中にいたアリグモ。
ヤサアリグモ♂の未成熟個体かな?? アリグモの仲間を家の中で見たのは初めてでした。
花のてっぺんで待ち構えていたのはハナグモ。
葦にいたのはオスクロハエトリ。
イソハエトリ
今年もコアジサシ繁殖のための保護柵設置作業のお手伝いに行ってきました。作業開始の小一時間前に現地に到着して、シギチが来ていないかを確認しようと……。……シギ類もシロチドリの姿は全く無く、 積まれたブロックの間でイソハエトリを探しました。
以下からは別個体。
いつも見ているハエトリグモの仲間とは違い、その動きの速いこと、速いこと。コンデジで追いかけるのは…
本来は屋内性 ミスジハエトリ
アダンソンハエトリとの勢力争いで、本来は屋内に棲んでいたものが、野外に追い出されたといわれるミスジハエトリ。
この日、我が家の玄関ドアの外側に♂がいました。ダブルクリックで大きくなります。
室内に入りたくて、訪問してきたのか……。
ジョロウグモの交接 2015
ネットでジョロウグモの交接を検索していたら、♀が脱皮して成体になった直後が交接のチャンスだという記事がありました。♂は♀が成熟するのを待っているんですね。
この日、ひとつのクモの巣に3匹(♀2匹、♂1匹)いたので、
「三つ巴」かと思って撮り始めたら、♀2匹ではなく、ひとつは♀の脱皮殻でした。
ということは、♀が成体になったということ。しばらく様子を見ることにしました。
交接の…
顔がいくつもあるみたい ヤマシロオニグモ♀
ねずみ男に良く似ていると紹介したことがあるヤマシロオニグモの♂ →こちら ですが、
♀は顔がいくつもあるように見えます。
顔といっても、ホントの顔ではなく、腹部の模様なんですけど……。
座禅を組んで、手を高く上げて祈っているように見えます。
このクモは色や紋の変異が多いようですが、茶色型の♀しか見たことがありません。というか、ハエトリグモ以外は見ないようにしているので、他の変異に…
獲物(3) ナガコガネグモ
クズが生い茂っている場所に、ナガコガネグモが巣を構えていました。
草むらを歩き回っている間に飛び出したアマガエルが、運悪く巣にかかってしまいました。
獲物にしては超重量級ですが、巣が壊れることはありません。
すかさず近づくと、お尻から糸を出して獲物をからげ始めました。
アマガエルはなす術なく絡め取られてしまいました。
とどめを刺したようです(T_T)
獲物(1) マミジロハエトリ♀
マミジロハエトリ♀がツマグロオオヨコバイの幼虫を捕まえていました。
首根っこをガッチリと捕まえ、これでは身動きが出来ないだろうと思っていました。
ところが、牙を立てられないので作戦を変更しようと思ったのか……。
離れた間に、オオツマグロヨコバイの幼虫はピンと跳ねて姿を消してしまいました。
ダメージは受けていなかったようです。
マミジロハエトリは、さきほどまで掌中にあった獲物…
オオトリノフンダマシ
種類があまりにも多い蜘蛛は、ハエトリグモを主体に撮影していますが、例外もあります。
ナゲナワグモ科の ✖✖トリノフンダマシ を見つけると、嬉しくなります。
これはオオトリノフンダマシの♀。3枚とも大きなサイズで載せています。
昨季は「卵のう」までは見つけられたので、今季はぜひとも♂を見つけたいものです。
居候も3年目
他の蜘蛛の巣に居候して、ちゃっかりおすそ分けに預かっているシロカネイソウロウグモを初めて見たのが2012年でした。 → こちら あれから3年も経つんですね。
蜘蛛の巣にかかった獲物にアシナガバチが来ていました。
内蔵ストロボで撮っていますが、白矢印のところが白く光っています。
形がちょっと分かるようになってきて……
白く光っていたのは、シロカネイソウロウグモ(白丸で囲ってあります…
イソハエトリ♀
イソハエトリ狙いで海岸に行く事がなく、行った「ついで」に撮ろうと思っていても、シギやチドリが現われると、すっかり忘れてしまって撮り忘れてしまう……そんな繰り返しでしたが、ようやくお目にかかれました。
前中眼に私が写ってました。
照り付ける太陽の下では、♂を探す気力が消失してしまいました(^_^;)
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最も太っている
図鑑には「体型はハエトリグモの中で最も太っている」と解説されている、カラスハエトリ。
前に「黒けりゃカラスか」と、♂を紹介したことがありました。自分で付けたタイトルを覚えていることはほとんどないのですが、このタイトルだけは良く覚えています。自分の記事を検索してみると、その記事は2010年の6月……ですから5年以上も前のことでした。
カラスハエトリ♂。
画像を比べると、今回の方が…
自撮り
自撮り棒というものが施設内では使用禁止というところがでてきました。また、自撮り棒に落雷して亡くなったというニュースが流れました。
このところ小さいものばかりを撮っているメンバラですが、意外なところで自撮りを……。
とんでもなく小さくて、ピンボケもはなはだしいですが、私の姿です。
実は今回の主役はハエトリグモなんです。
1枚目の小さな画像は、ネコハエトリ♀のつぶらな瞳に…
先月見たハエトリグモの仲間
クモはあまりに種類が多く、興味がまったく湧かない姿かたちのものもいるので、身近な存在のハエトリグモの仲間に絞っています。
枯れた葦にいたのは、マミジロハエトリ♀。
当地で良く見られるハエトリグモの仲間のひとつです。
葉の上にいたヒメカラスハエトリ♀。5/17撮影。
ヤジマハエトリ♂。5/1撮影。
シラヒゲハエトリ♀。5/13撮影。
同じ場所に居たのです…
ヤガタアリグモ♀
ヤガタアリグモの♀がここに登場するのは、2度目です。
2013年10月に♂ 、2014年7月に♀を、いずれも自宅の庭で見つけたものでした。
今回も自宅の庭で見つけました。キュウリの葉にいました。
世代交代が庭で行われているというのは、感慨深いものがあります。
シラヒゲハエトリ♂
初見だったシラヒゲハエトリはごく普通にいるハエトリグモのようで、どうしてこれまで出合わなかったのでしょう。♀を見つけた場所に再度行ってみましたが、♀の姿は見えず、時間をおいて行ってみても見つけられませんでした。その代り、シラヒゲハエトリの♂がいました。
望遠とマクロの2台を持って歩けば、何が登場しても対応できますが、どちらかしか使わないことも度々で、もう1台が撮影の邪魔になることがあります…
シラヒゲハエトリ♀
初登場です。ハエトリグモの仲間だと思って手元の図鑑で同定しようとしましたが、載っていた個体はかなり色が濃かったために最初は見過ごして、なかなかたどりつけませんでした。
コンデジしか持っていなかったので、残念ながら鮮明な画像を撮ることが出来ませんでした。
ハナグモの争い
セイタカアワダチソウの花に、ハナグモの♂が2匹いました。2匹ともじっとしていたので、どうかしたのかと見ても、どうなっているのか良くわかりませんでした。モニターを拡大してみて、初めて分かりました。上の♂が下の♂の肢に噛みついていました。トリミングしていますが、♂の画像はクリックで迫力の大きさになります。
少し離れたところに♀がいたので、♀をめぐっての争いだったのかもしれません。
…
生きもの探し
9月19日に撮影した画像から……。ノートリでリサイズしていないので、クリックして大きくしてご覧ください。
ここに写っている生きものを3つ、探してください。
2つは目立つので、すぐにわかると思いますが……。
↓
↓
↓
…
シロカネイソウロウグモの交接
前に「シロカネイソウロウグモの求愛給餌?」で記事をアップしましたが、またそんな場面に出くわしたので……。三脚は車に積んであったのですが、取りに戻るのが面倒だったので、また手持ちで撮り始めてしまいました(^_^;)
左の大きい方がシロカネイソウロウグモの♀。右の小さい方が♂。
白丸で囲んだのは♂の蝕肢。先端に生殖器があるのだそうです。
ちなみに♀の生殖器は腹部にあって、外雌器と呼…
シロカネイソウロウグモの求愛給餌?
クモの交尾は♂にとっては命懸けだという知識はありましたが、実際に交尾している場面に気づいたことはなかったんです。♀が獲物に気を取られているスキに♂が近寄っていっても、♀にとっては♂とはいえども獲物なので、捕まってしまうこともあるようです。この日、林縁を歩いていたら、クモの巣にちゃっかり居候している、その名もシロカネイソウロウグモを見つけました。
右上の赤の丸で囲んだ中にいます。小さすぎてよ…
オオトリノフンダマシの卵のう
この夏は、このオオトリノフンダマシを見つけた場所に通うことが多かったです。午後の陽射しが傾き始めるまでハリエンジュが陽射しを遮ってくれるので、MFの強烈な陽射しに曝される土手の上とは雲泥の差がありました。
見つけたオオトリノフンダマシは♀だったので、近くに♂はいないかと探したのですが……♀が10~13ミリに対して、♂は2~2.5㎜。眼鏡を外さないと近くが見えないので、♂を探している…
鳥の糞に似てる(2)
前にシロオビトリノフンダマシとオオトリノフンダマシを紹介しました。 →こちら
この日は別の場所でトリノフンダマシを見つけました。
前に見つけたオオトリノフンダマシは、ほぼ同じ場所にいました。
見てみたいと思っていて、ずっと見つけられなかったのに、同じ日に2種類見られるなんて、信じられません。
ウジャウジャ
林縁を歩くと、孵ったクモの子どもが集まっているのが目につきます。
左の白く並んだものはクモではなく、ヤブマオの花です。
2つの集団のうち、下の方のアップです。
意地悪をして息を吹きかけると、一斉に動きます。
文字通り「クモの子を散らす」ようです。
林縁の生きものたち
酷暑の中、出かけるのをためらってしまいます。そんな時に林の縁を歩くのは、日陰になる時間帯を選べばけっこう快適で、いろいろな生きものに出合えます。
何度も登場しているアシナガバエの仲間。
明るい場所ではフラッシュを使わなくて済むので、きれいに撮れます。
アリグモ♀かなぁ……。
よく似ているのにクワガタアリグモがいます。♂は牙の形で区別がついても、♀となると、良くわかりません。図鑑に…
ヤガタアリグモ♀
前に庭でヤガタアリグモの♂を見つけたことがありました。 →こちら今度もやはり庭で、蝶の幼虫撮影しているときに♀を見つけました。庭で蝶の幼虫撮影なんて、飼育しているわけではないので、ふつうはあまり考えられませんよね。それがひょっとしたら未見のシジミチョウかもしれないと、期待が膨らんでいるところなのですが、急にしぼむ可能性も高いのです。まあそれはしばらくしてから記事にします。
ヤガタアリグモの…
鳥の糞に似てる
クモの仲間にはナゲナワグモ科という、粘り気のある球を糸の先にぶらさげ、それを振り回して近づいてきた蛾を捕えるという、文字通り「投げ縄」技で餌を採るものがいます。使っている図鑑にはマメイタイセキグモとムツトゲイセキグモのイセキグモ属の2種が載っています。どちらも「採集記録は少ない」とあります。一度見てみたいものです。
見てみたいと思っているのは他にもあって、同じナゲナワグモ科に分類されている中に…
ねずみ男に似てる ヤマシロオニグモ♂
笹の葉裏にいるのを見つけました。
ゲゲゲの鬼太郎に出てくる”ねずみ男”に似てませんか?
面白がって至近距離で撮っていたら、いきなり攻撃の姿勢! ビックリしました。
ラバーマスク ゲゲゲの鬼太郎 ねずみ男オガワスタジオ Amazonアソシエイト by
オスクロハエトリのペアがいた
名前に「オス」と入っていることで、そのメスはどうなるのかとややこしくしているオスクロハエトリ。前に♂を見つけたときは、その金色に輝く体に魅了されました。 → こちら 。
別種と思えるほど違うという♀を見たいと思っていたら、ようやく見つけることが出来ました。
威嚇しているようなポーズ。
すると、葦の葉を丸めて糸でかがったところに身を隠しました。
そこが”住居”のようでした。ところ…
アオオビハエトリが捕えたものは…
クモがクモを捕えた場面に遭遇することが多くなりました。ハエトリグモはちゃんと撮っておきたいと思うようになったから、遭遇率もこのところ高くなっています。
この日のアオオビハエトリが捕まえていたのは、アリグモの♂でした。
食うか食われるかの生存競争が日常的に起きているんですね。
二人羽織
葉の上の小さな虫たちを見逃さないようにしているうちに、だんだん目が慣れてきて、小さなものが見つけられるようになります。
まるで二人羽織。
ネコハエトリが、カニグモの仲間(ヤミイロカニグモ♂かな?)を捕まえてます。
クモがクモを捕えるのは、ごく普通のことのようです。
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アオオビハエトリ♀ (その2)
好んで棲む場所というのがあるのか、同じ柵にアオオビハエトリが3匹もいました。
まだ成熟していないのか、体長が3ミリあるかないかという大きさでした。
触肢を高く振り上げます。
その動きが特徴的なのですが、前回はそれが撮れませんでした。
獲物にするアリとは何度も遭遇するのですが、自分より少し小さいぐらいですから、獲物から逃げてしまうことの方が多いようです。
ダメージを与えたアリをど…
このカニグモは……
アヅマカニグモとヤミイロカニグモは良く似ていて、そのどちらなのか判断が付きません。
ハエトリグモを捕まえた、そのどちらかのカニグモ。
こちらは別個体ですが、形は似ていますが、お腹の模様が違います。
上とは同じではないのかもしれません。タカラダニに取りつかれています。
タカラダニに取りつかれているクモは良く見かけます。
こちらはキハダカニグモ♂で合っているかな?
…
アリグモ
何度か登場しているアリグモは、ハエトリグモ科アリグモ属に分類されています。
この日、同じ桑の木で、♂と♀を見つけました。
まずは♂。
次に♀。
特に♀はアリによく似ています。
アオオビハエトリ♀
先日、アオオビハエトリの♂を紹介しましたが、なかなか見つからないクモだと思っていましたが、丁寧に探せば……この日、アリを捕まえていた♀を簡単に見つけることが出来ました。
次はアリを捕まえるまでの行動を観察しようと思います。
アオオビハエトリ♂
これまでなかなか綺麗に撮ることが出来なかったアオオビハエトリが、テニスコートにいました。公園の木のベンチに移動して撮影しました。
アリを捕食します。♂のようです。
追加します。
感じ方は人それぞれでしょうが、このアオオビハエトリの美しさには魅了されました。
居候探し
林縁で見かけることが多いナガコガネグモやジョロウグモの巣に、ちゃっかり居ついているシロカネイソウロウグモ。そんな小さなクモがいることを知ったのは昨年でした。その名の通り♀は白銀色をしているので、いればすぐにわかります。ただし小さいですから……
マクロでノートリだと、こんなです。白銀色をしているので♀ですね。
家主のジョロウグモは食事中でした。
イソウロウグモは家主の食べ…
8眼
一眼レフが8台あるわけではありません。クモの多くは8眼(中には4眼、6眼というのもいます)もあります。ハエトリグモに魅力を感じるのは、前中眼がヘッドライトのようになっているところです。
ネコハエトリの魅力的な眼をご覧ください。
髭面の顔のようにも見えますね。
デーニッツハエトリ&ネコハエトリ
朝晩冷え込むようになってきて、草むらの生物はめっきり少なくなりました。ハエトリグモは健在でした。デーニッツハエトリ♀。
この日はネコハエトリ♀がやたらと目につきました。
チャイロアサヒハエトリ♀
ここに登場するのは初めて。チャイロアサヒハエトリ♀。図鑑には、体長は6~7ミリ、出現期は6~8月とありました。
この個体は体長が3ミリほどしかないので、まだ子どもなのか……。未見の♂は脚がとても長いので、目立ちそうですが……。
ヤガタアリグモ♂
身近には、いろいろ面白い虫がいるもので…今日紹介するのはハエトリグモ科、アリグモ属に分類されているヤガタアリグモ。タイリクアリグモに良く似ているんだそうですが、出現期はタイリクアリグモは5月~7月、ヤガタアリグモは1年中ということなので、ヤガタアリグモで間違いないのではと思います。アリグモ属の♂の上顎は大きいので、♂としました。
図鑑によると、タイリクアリグモもヤガタアリグモも「個体数は少ない…
ネコハエトリ
ハエトリグモが続いているので、さらに続けます。今回はネコハエトリの♀。
まだまだ未見のハエトリグモがいるので、地元で見られるものぐらいは……。
ミスジハエトリ♀
一緒にアップできませんでしたが、昨日の♂に続いて、ミスジハエトリの♀です。
玄関のアルミサッシの枠にいたので、姿が映っています。昨日の♂の連れ合いなのかもしれません。
ミスジハエトリ♂
手元の図鑑の説明によると、本来は屋内性だったミスジハエトリは、温暖化で北上してきたアダンソンハエトリに追い立てられ、中部地方以南では建物から追い出されて屋外生活を強いられているようです。
ここ千葉では家の中にいましたから、棲息は屋内とその周辺のようです。ミスジハエトリ♂。
温暖化の影響はあらゆるものに及んでいるんですね。
デーニッツハエトリ♀
ハエトリグモの仲間で、良く目につくもののひとつにデーニッツハエトリがいます。
この日出あったのは♀でした。
ハエトリグモに限ってみても、なかなか全部を見ることは出来ません。
サツマノミダマシ
虫撮りは久しぶりでした。いつものコースをぐるっと歩いたけれど、初見のものには遭遇しませんでした。
この暑さでじっとしていたのは、サツマノミダマシ。
ここに登場したのは何度目かですが、これまで見た中で一番大きかったです。♀の方が♂より大きいのが普通ですよね。プロポーションは腹部の方が大きいのに、これは……産卵後の♀??
ガガイモの花が咲き始めました。
土手に生えていたのではないの…
アオオビハエトリ
ハエトリグモの中で、奇麗さは一番かもしれません。なかなか遭遇出来なかったアオオビハエトリ。しかし、数カット撮っただけの束の間の出合いでした。
これは♂♀どちらでしょう。
ちゃんと撮りたいのですが、自然の中ではなかなかうまいこといきません(T_T)
無謀な撮影
サンカノゴイのポイントで、ふと気づけば柵の上にハエトリグモが1匹。コンデジは車の中で、短いレンズもない……で、やむなく350㎜+1.7テレコン=595㎜というレンズで3メートルほど先のクモを狙いました。
ヤハズハエトリの♂でした。ここでは二度目の登場です。最初の登場は →こちら
飛んだサンカノゴイにピントを合わせられなかったことは、言うまでもありません(^_^;)このところ、10…
一見するとアリ 実はクモ
身近には、いろいろ面白い虫がいるもので…見た目の通り、アリグモといいます。これは♂。2年前のちょうど今ごろ、一度同じフレーズで始まる記事で登場しています。→ こちら
前の時の画像の方が、大きなハサミを開いていてカッコ良く登場してました(^_^;)
♀には大きなハサミのようなものが無いので、さらによくアリに似ています。♂しか見つけられないのは、♀のアリグモをアリだと思ってスルーして…
知ってるはず
「知ってるはず」と言うときの「はず」は、漢字にすると「筈」という字になります。相撲で「はずおし」と言うと、指の親指を人差し指から離して広げ、相手の脇の下か腹に当てる、押し相撲の手の型のひとつですね。「筈」とは弓の弦から矢がはずれないようにVの字になっている部分のことです。その形から、掛け軸を掛けるときに使う、先端がVの字になった竹竿のことも「矢筈」と言います。体の模様が「矢筈」に似ていることから…
居候
「居候三杯目にはそっと出し」などと言い、食客としてのマイナスイメージが強いですが、ニンゲン世界だけに限ったことではありません。クモの世界のヒメグモ科に、「イソウロウグモ属」というのがあり、そこに分類される何種類かは、ほかのクモの巣に入り込むものがいることを知りました。家主が食べないもの、食べ残しを片付けるようです。中には家主が食べている反対側で、ちゃっかりいただいてしまうクモもいるようです。その…
ウケ狙い 珍百景
一見してすぐにクモだとわかりましたか? ヤマシロオニグモでいいのかな? 個体変異が多いので自信はありません。
ヤヤコシイ名前
身近には、いろいろ面白い虫がいるもので…今日紹介するのは、ヤヤコシイ名前のクモ。
このクモは、ハエトリグモ科アサヒハエトリグモ属メスジロハエトリの♂。♂と♀の違いは色が違うというのが多い中で、このクモはまるで別のクモのように見えるんだそうです。♀は未見なんです(^_^;)4年後の2016年10月、ようやく♀を見つけました。 →こちら
金色に輝く * オスクロハエトリ♂
身近には、いろいろ面白い虫がいるもので…今日紹介するのは、オスクロハエトリという、金色に輝くハエトリグモです。この個体は♂なので、オスクロハエトリ♂ということになります。狭いエリアに3匹もいたので、珍しくはないようです。♂は全身が「黒」だともいえますが、図鑑で見ると、♀は別種と思えるほどの色合いです。それなのに♂が黒いからといって、それで名づけられるのでは、♀は不満でしょうね。オスクロハエトリの…
天敵の構図に変化が
皆の嫌われものゴキブリにも、天敵がいます。それはアシダカグモという国内で二番目の大きさの大型のクモ。体長は30ミリ……えっ? たった3センチ? クモの「体長」はボディーだけの長さをいい、脚の長さを含まないからなんです。「アシダカ」とつくからには、脚がかなり長いんです。クモの図鑑でゴキブリを捕まえている写真を見た時に、すばしっこいゴキブリを捕える能力は称賛に値すると思いましたが、実際にその姿を見た…
予断を許さない * ヨダンハエトリ
嫌いだという人が多いクモですが、その中できれいさが群を抜いています。発見した人の名前が付くことが多いので、どこかの国のヨダンさんが発見したのかと思っていたら、♂の腹部の模様が4段あるからのようです。三段腹というわけではないようですね。お腹がきれいに写っているものがありませんでした(^_^;)
こちらはアヅマカニグモの♀のようです。
ついでに、ササグモも載せておきます。黒く見えるのは獲物で…
ありっ?
身近には、いろいろ面白い虫がいるもので…今日紹介するのは、アリのようなクモです。
コンパクトカメラでも、これだけ接写できます。その名もアリグモ(♂)といいます。以後、お見知りおきを。
これはきれいだぁー
たかがクモの巣、されどクモの巣ですねぇ。ネームを入れた以外、色の編集はしていないんですよ。
クモの巣もきれいですが、このクモ……オニグモの仲間のようですが…… 先日買ったクモの図鑑、新海栄一著『日本のクモ』(文一総合出版2010年6月第2版 本体価格4200円)には、578種類が紹介されています。その図鑑で調べてみると、どうも「「コケオニグモ」のように思えたのですが、説明を読むと「採集記録は極…
ようやく見つけた! トリノフンダマシ
身近には、いろいろ面白い虫がいるもので……今日紹介するのは、オオトリノフンダマシという蜘蛛です。古い図鑑では「コガネグモ科」に分類されているのですが、最近手に入れた図鑑では「ナゲナワグモ科トリノフンダマシ属」に分類されています。トリノフンダマシという面白い名前の蜘蛛を見たいと思っていたら、風で揺れているススキの葉裏にくっついているのに気がつきました。鳥の糞だと言われたら、そんなふうに見えるでしょ…
ハエトリグモの仲間
身近には、いろいろ面白い虫がいるもので……今日紹介するのは、ハエトリグモの仲間。これまでにも、ハエトリグモの仲間はいくつか紹介してきましたが……。デーニッツハエトリという名前のようです。
頭の周りにぐるりと眼があって、面白いですね~。
ハエトリグモの仲間には、面白い名前が多いです。図鑑から名前を拾ってみると……ムツバハエトリ、ヤマジハエトリ、マミジロハエトリ、ホオジロハエトリ、ネコハ…
黒けりゃカラスか
身近には、いろいろ面白い虫がいるもので……今日紹介するのは、蜘蛛、それもハエトリグモの仲間です。名前はカラスハエトリ。
単に色が黒いからカラスとついたのかなぁ。
背中の模様がわかるのが撮れたので、画像を追加します。この模様は♀。
ハエトリグモがピョンピョン跳びながら移動する姿はよく見かけます。アリそっくりのアリグモもハエトリグモ科です。会社の机にも棲んでいて…
蜘蛛の巣は、繊細なレース編み
11月15日の撮影です。テニスコート近くの公園で鳥を探しました。運に恵まれると、中の池でカワセミにも遇えるのですが、この日は声を聞いただけでした(^_^;) 前日の雨のせいか、陽が出てきて霧が立ちこめたせいなのか、蜘蛛の巣に水滴がついて……水晶のネックレスのようでした。
繊細なレース編みのようですね。スゴイ! コガネグモの親は、すでに姿がありませんが、かなり冷え込んできても、ジョロウグモはまだ…
イオウイロハシリグモの子育て
変わりやすい天気が続いていますね。今日は、9時からコートが取ってあったのですが、朝から小雨が降り続いていて、こりゃ無理だろうと、参加者にメールしたら、既にふたりがコートに来ていて……その後、急速に回復して、テニスが出来ました。2時間空いて、13時からの2時間も、雨に降られることなく出来ました。途中、上空を舞う3羽のワシタカ……雨が降ったら困るので一眼の用意がなく、携帯とコンパクトカメラで撮ったの…
スジボケ
今日も暑かったですね~。今日は9時から4時間、テニスをしてきました。なんか、台風が接近してきているようですね。明日のテニスが心配。テニスばかりしていて、撮影に身が入らないメンバラですが、バーダーの皆さんたちは、相変わらず、野鳥たちの素晴らしい写真を撮っていらっしゃるんですよね。スゴイことです。シギやチドリの仲間は、聞いたことのない名が次々に出てきます。
今日のタイトルのスジボケなんていう名の鳥…
糸で吊られた壺は何?
田圃を歩いていたときのこと、コンクリ板で土留めをしてある側面に、こんなものを発見しました。大きさは2センチほど。アップにすると、こんなです。う~ん、蜘蛛の卵嚢だったような気がする…… 調べてみたら、ナガコガネグモの卵嚢だということがわかりました。こんな「良い仕事」している親の顔が見たいですか? ずいぶん前に、幼生とその巣を紹介したことがありました。その時の記事を読み返すと、ナガコガネグモの卵嚢が…
長黄金
「今朝は暑い!」と言ったら、「きのうと同じぐらい」だと言われました。
昨日の、あのクソ暑い中、いちごまるさん主催の 初大会に参加してきました。
参加の範囲は、サークルの大会に毛が生えた程度でしたが、男子ダブルスと女子ダブルスを4面使って4時間、のんびりとやりました。
時間もぴったりで、酷暑を除けば、言うことナシでした。
いちごまるさん、
お疲れさまでした。若干の赤字 になっ…
オニグモ
またしても 「オニ」です。
我が家の玄関の外灯の脇に、オニグモ が網を張りました。
フラッシュで1枚撮影したら、すぐに隠れてしまいました。
まだ小さいですが、その割には大きな網でした。
細かく、きれいに出来ている網なのですが、写真ではよくわからないですね。
と、紹介して終わりにするはずだったのですが、別のことを調べていて、
たまたま蜘蛛のページを見…
騙したのは誰?
今日は蜘蛛の話です。
蜘蛛と聞いただけで、ダメな方もいらっしゃると思います。でも、そんなにキモイやつではないので、ちょっとだけ見てみては??
コートサイドの木の葉にいました。
調べた結果は、サツマノミダマシ ではないかと、勝手に断定しました。コガネグモ科で、似たような名前のは ワキグロサツマノミダマシ なんていうのがいました。
だったら、ハラグロサツマノミダマシ なんていうのもい…
毒グモ
いよいよ聖域に入ってきました。
毒 ですよ、毒。
タランチュラを思い出した方、違います。
日本の毒グモです。かなり強い毒だそうです。
カバキコマチグモといって、ササやススキなどの葉を丸めて産室を作ります。
これからが「毒」以上に、コワイ話 になりますよぉ~。
母グモは産卵すると、子が孵るまで一緒に産室内にこもります。
孵った…