調整池に大挙して押しかけてきたオナガガモの群れに混じる、少数派のトモエガモの「その後」です。
2/13にはオナガガモは1羽でした。
2/16にはそれが26羽に増えました。
2/18には79羽で、その日にトモエガモが1羽いるのに気が付きました。
2/19にはオナガガモが207羽、トモエガモは見つけられませんでした。
2/20にはオナガガモが275羽、トモエガモが20羽。
2/21にはオナガガモが397羽、トモエガモは10羽。
2/22にはオナガガモが656羽、トモエガモは18羽。
2/23にはオナガガモが867羽、トモエガモは4羽。
2/26にはオナガガモが345羽、トモエガモは5羽。
昨シーズンからこの調整池はコガモとオカヨシガモが多かったのですが、オナガガモが増えてからは池の片隅に追いやられたのか、ほとんど姿が確認できなくなりました。枯れた水生植物で広く覆われているので、その中に潜んでいると考えられます。オナガガモも同様に潜んでいるものがいるとすると、数はもっと増えます。
この調整池は水生植物が繁茂して、年々開水面が狭くなるのに比例して、水鳥たちの飛来数が減ってきていました。調整池の水面が狭くなり、上空を飛ぶ水鳥たちに池の存在が認識されず、飛来数が減少しているのではないかと考えていました。
しかし、ここにきて異常ともいえるオナガガモの密集度を、どう考えればよいのか……。
池に餌が豊富にあるとは思えませんし、近くに餌場があるわけでもなさそうだし……。国内移動の中継地として、短期間、羽根を休めているだけなのでしょうか。
大勢のオナガガモの圧力にもめげず、少数のトモエガモが混じります。体はコガモより少し大きいです。
トモエガモ♀ 上の画像にも♀が4羽写っていますが、分かりますか?

滞在してくれている間、丁寧に観察しようと思います。
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