成熟期を迎えた♀が脱皮した直後が♂が、交接するチャンスといわれています。9月13日撮影。
カマキリの♀が交尾中の♂を食べてしまうというのは有名ですが、それと同じように、ジョロウグモも♀が♂を捕まえてしまうことがあるようです(そんなシンーンはまだ見たことがありませんが)
♂にとっては、まさに命がけということです。
♀に忍び寄る♂
クモは「交尾」ではなく、オスの蝕肢に吸い込ませた精子をメスの腹部にある外雌器(生殖孔)に送り込む
「交接」と呼ばれる形で生殖行為を行います。
上の画像の1枚目から3枚目までには「蝕肢」が写っていますが、分かりにくいので、以前撮影した画像に名称を入れたものを貼っておきます。
♂の蝕肢
♀の各部の名称
9月13日撮影の動画です。
この記事へのコメント
hal-co
ジョロウグモがそういう生態なのだと初めて知った今秋です。
メンバラ
hal-coさん
今の時期、散歩コースの林縁にはたくさんのクモの巣がかかっています。交接シーンは気にして見ていかないと、なかなか巡り合えませんよ。