居間の掃き出し窓の外にはサンダルを脱ぐ踏み石(コンクリ製)があり、張り出したベランダの下なので、雨が直接かかりません。
そこにトックリバチスズバチが巣を作っていました。途中から撮影開始です。
乾燥して白茶色になっている部分は前からのもので、
水分を含んで濃い色合いの部分が撮影開始後の作成部分です。
泥団子を運んでくるのは5分おきぐらい。体を回しながら泥を徳利状に塗り固めていきます。
徳利形の巣が完成間近です。
最後の仕上げに入ったようです。
いよいよ産卵のようです。
2分近く、お尻を差し込んでいました。
このあと飛び去りました。
また戻ってくるかもしれないと、15分ほど待ちましたが、それっきりでした。
懐中電灯で中を照らしてみたのですが、産み付けられたはずの卵は確認できませんでした。
※ 最初、「トックリバチ」として載せましたが、同じドロバチ科のスズバチでしたので、
タイトルを含め、訂正します。
産卵後、幼虫の餌となるガの幼虫を運び入れた後、(たぶん)徳利の口から張り出した鍔状の部分を崩して口をふさぎ、あらたな徳利を隣接して作っていくので、次第に大きな泥のカタマリのようになってきています。(ひょっとすると)羽化した個体が古巣に戻って来て、次々と増築して巣が大きくなっていくのかもしれません。
(2021.9/23追記)
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