2つの家族が子育てをしている調整池で、いつもは採餌エリアを分けているのに、その緩衝地帯ともいうべき場所で、けたたましい鳴き声が響いていました。
別の1羽に向かって突進します。
2羽の取っ組み合いが始まりました。
カイツブリは見た目で雌雄の別がつきませんが、たぶん雄同士のバトルなのでしょう。
別の2羽も、これほどではないにせよ、バトルをしていました。そちらはすぐに、もう一方が逃げて行ったので、ごく短時間で終了しました。
勝利したのは、子ども6羽を育てている方のペアでした。勝利の雄叫びを上げるペア。
バトル中は岸辺の草の間に隠れていた子どもたちが出てきました。
これまでは、池の2か所から雛の鳴き声が聞こえてきていて、2家族が仲良く暮らしているのだとばかり思っていましたが、そうではなかったんですね。
子どもの数が多いほうが、より餌を必要とする=広い水面を使うので、力関係もそこで決まるのかもしれません。
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