そろそろ引き上げようと駐車場に向かって歩いていると、前方の木立から飛び立つ大型の鳥。後ろ姿しか見えず、それもすぐに枝にさえぎられて見えなくなってしまいました。一瞬のことでした。
飛んでいった方角をしばらく双眼鏡を使って探しても、枝には止まらずに、そのまま飛び去ってしまったようでした。今のは何だったんだろうなぁ、猛禽だよなぁ。オオタカだったかもしれないと、ふたたび歩き始めようとすると、前方の地面が白っぽく見えて……
近寄ってみると、羽毛が散らばっていました。
なまなましい血痕も……。犠牲者は?
「現場」に風切り羽根は落ちていなかったので、捕まえた場所は別で、ここに運んできて食事中だったようです。
このような場合、獲物を置き去りにして飛び去ってしまうことも多いのですが、今回は獲物を持ち去ったので、猛禽にとっては良かったかなと……。