3月27日にサシバの初飛来を確認してからの数日は、冬を思わせる陽射しのない寒い日が続き、真冬の服装で撮影に臨みましたが、芳しくなく、30日にちょっと、31日の午後になってようやくという感じでした。
新元号「令和」の発表を移動先の公園駐車場で見て、ここもダメかと帰途につこうと車を走らせていると、脇の田んぼの電柱に猛禽が止まっているのに気が付きました。私よりも早く気づいたカラスが飛んできて……
あっ、サシバだ! と思った次の瞬間、カラスがちょっかいを出したので、サシバは飛んで行ってしまいま
した。
遠くまでは飛ばず、200メートルほど離れたあたりにとまったようなので、あわてて三脚にカメラをセットし、担いで近づいてみると……
電柱にとまっていました。直線的に近寄れる道がないので、三脚を担いで歩きました。
電柱から電線へ……。また三脚担いでトコトコトコ。
また電柱へ……。車からは300メートル以上離れてしまいました。これは♀かなと、撮っていたら、画面にもう1羽がフレームインしてきたので、ビックリ!
フレームインしてきたのは♂。しかし、光の加減が良くない位置(T_T) なかなかないチャンスなので、 そのまま撮影を続けました。
70枚ほど連写していたら、バッテリーホルダーを付けているのに、「バッテリーの残量がありません」という表示。朝一番でキジ♂のほろうちの動画などを撮っていたせいでした(T_T)/~~~
ならば、肩から下げている400㎜の望遠を付けたカメラに持ち替えて撮ろうとしたら、あらら、なんということか、肩から下げていたのは双眼鏡(-_-;)
カメラも予備バッテリーも、数百メートル離れた車の中……というので、切り上げました。
♂が現れた時点で、順光側にすばやく移動すべきでした。でも、ぐるっと回らなければならなかったので、
その手間を惜しんだら、情けないものになってしまいました。