サシバを狙う日が多い毎日ですが、サシバ自身が狙うものが何なのか……。小さなバッタ類は、捕まえるとその場で食べてしまうので、良く分かりませんし、大物を掴んで飛ばれても、距離があるのでなかなか何を捕まえたのか、カエルとは分かっても、ヘビとトカゲは区別がつかないことがほとんどです。
前に載せたことがあるこの場面でも、呑み込んだ獲物は小さくて何だかよく分かりません。
過去記事から探しても、カエルを捕まえた下の2枚ぐらいしかありません。
今季、それらしきのが撮れたのは……
それもPCに取り込んで初めて、「ああ何か咥えていたんだ」となります。しかし、ヘビなのかトカゲなのか……。 撮っている時に「「ん? 何か持ってる」と分かるのは、大きいか、長いかということになります。この時は、前方の視界が開けた場所で待っていました。
左手から登場したサシバが、カメラを構える間もなく、右手の森の中へと姿を消し、その後から、もう1羽が後を追うように森の中へ消えました。最初に現れた1羽は脚で何かを掴んでいたようでした。♂が獲物をつかまえて、♀が受け取りに来たのでは……惜しいチャンスを逃したなぁ……
そう思っていると、しばらくして、右手の森から1羽が飛び出してきて、頭上をクルリと旋回して、左手の木々の間に消えていきました。あわてて撮ったものをモニターで見てビックリ!
この次のカットをトリミング。
これをトリミングしてみると……
ネズミ、モグラほどの大きさなら分かりますが、子ウサギとはいえ、これは大物ですね。

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