キオビコシブトヒメバチの探しもの

自宅の庭の芝生の上に体長10ミリほどの小さなハチが……。

芝の間を動き回り、しばらくすると少し離れた場所に移っては、
また芝生に潜り込んだりと、目まぐるしく動いていました。

画像


画像


画像


画像


画像


調べてみると、どうやらこの小さなハチは「キオビコシブトヒメバチ」という名のようで、ハスモンヨトウという蛾の幼虫に卵を産み付けるということがわかりました。
ハスモンヨトウというヨトウガ(夜盗蛾)の幼虫は、その名の通り、日中は土の中に潜んでいて、暗くなると地上に現れて野菜や果樹などを食害する厄介な害虫なのです。
それに寄生してくれるというのは、とてもありがたく頼もしい存在なんですね。

目まぐるしく動いていたのは、卵を産み付けようと、土中のハスモンヨトウの幼虫を探していたのでしょう。


  飛び立つ瞬間。
画像

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック