愛犬と散歩していたら、あるお宅の塀と道路の間、土があってスミレなどが生えているところからカラスビシャクが出ていました。
同じ色合いで分かりにくいので、白丸印を付けます。
ふつうは田んぼの畦などに生えるので、このお宅の方が移植しんでしょうね。
このカラスビシャクの球茎は薬効があり、茎が取れたあとがヘソのように窪んでいることから、別名「へそくり」と呼ばれていたんだそうです。
内緒で小金を貯めることを「へそくり」と言いますが、昔、農家の人たちが小遣い稼ぎに畑仕事の合間にカラスビシャクの球茎を掘って薬屋に売っていたことから、そう呼ばれるようになったという説と、紡いだ糸を幾重にも輪にした綜麻(へそ)を繰って貯めたお金のことからという説があります。
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ツユヒメ
今日も、阿品の森でウラシマソウの釣り糸の長さを測ると
30cmもありました。同じサトイモ科で花の形が似て
いますね。ムカゴがついたり、変った植物ですね。
昼前には庭のサツキの花にミヤマカラスアゲハが吸蜜に、
カラスは色んな所に登場しますね。
メンバラ
実物を植物園で見て、実際に自分で見つけるまでにずいぶんと時間がかかりました。テンナンショウ、マムシグサなどとは形が良く似ていますね。