特定外来生物に指定されているアカボシゴマダラ。昨シーズンはシーズン中に何度か出合ったという程度でしたが、今シーズンは「爆発的に増えた」という印象があります。
7月4日撮影。
いつもの散歩コースに生えているエノキの若木を丹念に探したら、ぐるっと回る間に、10匹もの幼虫が見つかりました。
それが今、一斉に羽化して飛び回っています。
連日、何頭かに必ず出合います。
エノキの葉の表面に産み付けられた卵。
こちらはもうすぐ孵化しそうな卵(8月5日撮影)
幼虫もいました。(私の左手の親指と一緒に)
尻尾の先が開いているので、これはゴマダラチョウの幼虫かも。
アカボシゴマダラの成虫は年に3、4回出現するらしく、オオムラサキは年1回、ゴマダラチョウは年2回ですから、増えるスピードが違います。交雑の可能性は低いようですが、幼虫期に同じエノキを食樹にするオオムラサキ、ゴマダラチョウ、テングチョウなどと競合することになります。