ブルーベリーの実がヒヨドリに食べられてしまわないように覆ってある不織布に、見たことがないスズメガがとまっていました。とっても地味で、図鑑で調べると、すぐにシモフリスズメだとわかりました。
10ミリの方眼罫の紙にとまらせました。
翅が痛んでおらず、羽化したばかりのようだったので、我が家の庭で育ったのではないかと思います。
「みんなで作る日本産蛾類図鑑」によると、幼虫の食草、食樹として挙げてあるものは以下で、そのうち我が家の庭に生えているものを青字にしました。
ゴマ科:ゴマ、モクセイ科:モクセイ、シソ科:シソ、クマツヅラ科:クサギ、ハマゴウ、ムラサキシキブ、ゴマノハグサ科:キリ、モクセイ科:ネズミモチ、イボタノキ、ハシドイ、ヒイラギ、オリーブ、オオバイ、ノウゼンカズラ科:ノウゼンカズラ、スイカズラ科:ガマズミ、クマツヅラ科:ハマクサギ、モクセイ科:シマトリネコ、ソケイ。
幼虫がいれば気が付いたはずなので、注意して見ていないネズミモチが可能性があるかもしれません。
いずれの画像も、ダブルクリックで大きくなります。
前にネズミモチの葉を食べている幼虫を紹介したことがありました。 → こちら
この記事へのコメント
ツユヒメ
幼虫は、ずっと前から毎年、ネズミモチの葉を食べながら、
メンバラさんを見続けていたかも知れませんね。
成虫になった私を見つけ、ありがとうと言っているようですね。
当地では未見ですが、庭で夕顔(ヨルガオ)が茂り初めて
いますので、今年も花にエビガラスズメが吸蜜に来るのを
楽しみにしています。
メンバラ
地味なので、目立つところにいてくれないと気づかなかったのかも。
幼虫、成虫を含めても、スズメガの仲間はこのシモフリスズメが今季初でした。