ツマキチョウの産卵

成虫は年に1回、今の時期にしか現れません。
この日、太陽が雲に隠れてしまうと、肌寒さを覚えるほどでしたが、陽射しがあると田圃の上をヒラヒラと飛ぶ姿が見られました。

  タンポポに止まる♀。
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  スミレに止まる♂。
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  タネツケバナに産卵。
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  カメラをOlympus TG-3に持ち替えて、その卵。
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成虫がこの時期しか出現しないということは、孵化した幼虫が蛹になって、そのまま来春まで蛹のままで越冬するのでしょうか。

図鑑によると、「幼虫は6月下旬までに蛹化して越冬に入る」とありました。へぇ~、そうなんだと驚きますが、その後がありました。「蛹は翌春に羽化せず、2~3冬を越す例もある」そうです。これは驚きですね。 (『日本産幼虫図鑑』2006年 学研による) 

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