ツツドリのこの時期の主食と言えば、桜の葉を食害する黒い毛虫です。モンクロシャチホコという蛾の幼虫なのですが、今年は発生した時期が少し早かったのか、枝にはほとんどいなくなってしまった場所もあります。
モンクロシャチホコの幼虫は蛹化する段階に入り、枝から地面に降りてきているようです。
ツツドリにしてみれば、地面に降りて餌を採るということは、危険も多くなるということ。
かなり神経質に飛び回っていました。
飛び立つ姿勢に。
別の個体も地面に降りて、毛虫を咥えて飛び立っていました。
ツツドリと言えば、枝にいる毛虫を捕まえて、パクッと呑み込む姿が典型的なのですが、終盤になると、地面の終齢幼虫を捕まえてきて、枝にとまってパクッと呑み込むようになるんですね。
まあ、食べる姿は一緒ですが。