へえ~、そうなんだ、知らなかったなぁ。
最近は小さい昆虫を主に撮っていますが、あまり「獲物」がなかったこの日、ふと、「これは何なのだろう?」と前々から気になっていたことを調べてみようと思いました。
それはふたつありました。
ひとつはクズの葉についた、この白い模様。
調べてみると、これは何度か記事として載せているクズノチビタマムシの幼虫がつけた痕で、幼虫は葉にもぐっているんだそうです(@_@)
へえ~、そうなんだ、知らなかったなぁ。
こちらは、おなじみのクズノチビタマムシ成虫。
興味を持ったなら、その幼虫のことまでちゃんと調べておかないとダメですね(^_^;)
調べている過程で、クズノチビタマムシとヌスビトハギチビタマムシは良く似ていることを知りました。これまでにクズノチビタマムシだと思って撮ったものは、必ずしもクズの葉にいたわけではないので、良く似たヌスビトハギチビタマムシが混じっていたかもしれません。
これがヌスビトハギチビタマムシ。
いや、識別出来ているわけではなく、ヌスビトハギにいたという状況的判断です。
前々から気になっていたもうひとつは、ヨモギの茎にくっついている白いもの。
アワフキムシの泡じゃないかと思って通り過ぎていましたが、よく見てみると、水気がある泡ではなく、綿状のものでした。
調べてみると、これはヨモギワタタマバエが作る虫コブで、ちゃんと名前があって「ヨモギクキワタフシ」というんだそうです。
へえ~、そうなんだ、知らなかったなぁ。
この記事へのコメント
今まで気にせずに通り過ごしていた正体がわかると
嬉しくなりますね。 図鑑に載っていない新発見が
あるかも知れませんよ。
でも 根を詰めて、目を悪くしないようにしてください。
こちらは目が悪くなるので、小さい虫は無視するように、
しています。
いえいえ、研究熱心という訳ではなく、気になっていたのに、なんで調べもしなかったのかと、反省しきりです(^_^;)
クズノチビタマムシの幼虫、葉に潜っているなら、葉を透かして見たら見えるのだろうと思うのですが……食痕が目立つものは既に葉から出てしまっているので、どうやって探したらいいのか、試行錯誤です。