深度合成
体長数ミリの昆虫やクモを撮ろうとすると、真横からの撮影だとそこそこピントが合ったものが撮れます。しかし、こちらを向いていたり、後ろ向きだと、全体にピントを合わせるには、絞らなければならず、補助光が必要になります。
フリーソフトで深度合成が出来るものがあるようですが……コンパクトカメラで深度合成をしてくれるものがあるというので試してみました。
深度合成モードにしてシャッターを切ると、何コマか焦点を少しずつずらせて撮影し、最初の1枚と、深度合成をした1枚、あわせて2コマが保存されるというものです。
被写体が途中で動いてしまったり、手ブレしてしまうと、「深度合成が出来ませんでした」というメッセージが出ます。
まずは、ヒメクロオトシブミに被写体になってもらって……。
上が標準、下が深度合成。
1枚目は手ブレしてしまったようなので、比較できないですね。
被写体に正対すると……ほとんど差異はないようですが、
触角のあたりに注目すると、差異があります。
上が標準、下が深度合成。
こちら向きの場合だと……。
上が標準、下が深度合成。多少、差がありますね。
被写体をコガタコガネグモに変えてみます。
上が標準、下が深度合成。
あまり変わらないようですが、クモの巣は深度合成をしたもののほうが、より鮮明に写っていますね。
フィールドでは無風状態になることが少ないので、通常のマクロ撮影と同様に、「自然」に大きく左右されます。
今回、使用したカメラ ↓
フリーソフトで深度合成が出来るものがあるようですが……コンパクトカメラで深度合成をしてくれるものがあるというので試してみました。
深度合成モードにしてシャッターを切ると、何コマか焦点を少しずつずらせて撮影し、最初の1枚と、深度合成をした1枚、あわせて2コマが保存されるというものです。
被写体が途中で動いてしまったり、手ブレしてしまうと、「深度合成が出来ませんでした」というメッセージが出ます。
まずは、ヒメクロオトシブミに被写体になってもらって……。
上が標準、下が深度合成。
1枚目は手ブレしてしまったようなので、比較できないですね。
被写体に正対すると……ほとんど差異はないようですが、
触角のあたりに注目すると、差異があります。
上が標準、下が深度合成。
こちら向きの場合だと……。
上が標準、下が深度合成。多少、差がありますね。
被写体をコガタコガネグモに変えてみます。
上が標準、下が深度合成。
あまり変わらないようですが、クモの巣は深度合成をしたもののほうが、より鮮明に写っていますね。
フィールドでは無風状態になることが少ないので、通常のマクロ撮影と同様に、「自然」に大きく左右されます。
今回、使用したカメラ ↓
OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS TG-3 Tough ブラック 1600万画素CMOS F2.0 15m防水 100kgf耐荷重 GPS+電子コンパス&内蔵Wi-Fi TG-3 BLK
オリンパス
2014-06-12
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この記事へのコメント
平面よりも、トンボの複眼のように、奥行きのある撮影に
効果がありそうですね。一度試して見たいです。
このカメラ、通常は1600万画素ですが、深度合成の場合は画素数が落ちます。
カメラが自動的にピント位置をずらして複数枚撮影する「フォーカスBKT(フォーカスブラケット)」という機能も付いています。深度合成のフリーソフトで、その機能を使う方がいいのかもしれません。その場合は三脚が必須のようです。
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