ジンガサハムシがいる楽園

長い間、ジンガサハムシを見てみたいと願って、願って……念願かなって見られたのは5年以上後のことでした。その記事( → こちら )を書いたのが、2008年6月19日ですから、すでに7年も前!!
それから後も、出合うのは、姿かたちが似ている、イチモンジカメノコハムシやイノコズチカメノコハムシ、セモンジンガサハムシ、ヒメカメノコハムシといった面々ばかりで、ジンガサハムシとの対面は実に久しぶりでした。

※上で名を挙げた「イノコズチカメノコハムシ」は「イノコズチ」を食草にしているからその名がついていますが、種の形がイノシシ(猪=亥)に似ていて、木槌(コヅチ)と何か関係があって、「亥(イ)の小槌(コヅチ)」で、イノコヅチと表記するものと思っていました。
ところが、「イノコズチ」を漢字で書くと「牛膝」で、その根は「牛膝根」(ごしっこん)と呼ばれて利尿、強精剤になるんだそうで、「亥」も「木槌」も関係がないので、「イノコズチ」と表記するのが正しいようです。
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  その幼虫。
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  その卵。
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ヒルガオがたくさん生えていて、成虫も何匹かいて、あちこちの葉裏には卵もあれば、幼虫もいる……
私にとっては、まさに楽園のような場所を見つけました(^o^)




この記事へのコメント

  • ツユヒメ

    黒色のジンガサハムシもいるんですね。初めて見ました。
    ヒルガオ、ユウガオをさがすのが第一ですね。

    調べていると、構造色の研究されているサイトがありました。
    外国には赤い色に変色する仲間もいるようです。

    ★構造色研究会のサイトです。
    http://blogs.yahoo.co.jp/kozoshoku/45209792.html
    2015年06月09日 10:52
  • メンバラ

    ツユヒメ*さんへ
    ここで見た2組の交尾(明日の記事)では、2組とも♀は黒褐色で、きれいな金色に輝いているのは♂でした。
    雌雄で色が違うように思うのですが、そういう指摘は図鑑にも見つかりませんでした。
    2015年06月09日 16:07
  • メンバラ

    ツユヒメ*さんへ
    メッセージで更なるご教示をいただき、ありがとうございました。

    ♂♀で色が違うというのは、即断にすぎました(^_^;)
    なるほど♂♀ともに金色のものも黒褐色のものもいるんですね。ご紹介いただいたサイト、産卵の様子まで観察していて、すごいですね!
    2015年06月10日 06:43

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