とまる場所は日によって変わりますが、決まったエリアで姿を見るノスリ。
この日もフィールドに足を踏み入れると直ぐに姿を見つけました。
①
カメラの設定を確認している間に飛びたち、少し離れた田圃に降りると、すかさずカラスが2羽、近寄っていくのが見えました。
カラスが寄って行くということは、ノスリが何かを見つけたか、捕まえたということなんでしょう。
車を進めると、何かを食べている様子でした。
②
少しずつ距離を詰めていきながら何枚か撮ったのですが、カラスの方が先に寄って行ったので、ノスリは飛び立ってしまいました。
ノスリがいた場所まで行ってみると……
③
羽が散らばっていました。捕まえた鳥は何だったんだろう? 動きが俊敏にはとても見えないノスリが、鳥を捕まえることがあるのにビックリ。
PCに画像を取り込んでみると、新たな発見がありました。②の画像、ノスリがいたところを拡大すると……。
緑色の丸で囲んだのは飛び散る鳥の羽です。
食事中の様子を何枚か撮った中に、獲物の頭部をまさに呑み込もうとしている場面がありました。
④
頭部の特徴から、ムクドリだとわかりました。
飛び立ったうしろ姿。
⑤
上の⑤の画像、ノスリが足で掴んでいる獲物を拡大すると……。
「現場」に羽しか残っていなかった訳がわかりました。
この記事へのコメント
ツユヒメ
また、頭部を丸飲みするとは驚きですね。
abacasu
今年も楽しませていただきます。
よろしくお願いします
メンバラ
ノスリは猛禽の中でもおっとりしている印象でしたが、ちょっと改めなければなりませんね。
abacasu*さんへ
距離があったので、画像を取り込んで見なければ、どうなっているのかよくわかりませんでした。撮ってみるものですね。