2日間、強風が吹き荒れた後は、風もやみ、穏やかな天気でした。
そんな中、葦原の中から、葦を踏みながら歩き回っている重量感のある音が聞こえていました。チラッとも姿は見えず、正体は不明でした。
視野の片隅に入ったのは、葦原から飛び出したサンカノゴイ !!
ほんの10メートルぐらいで、すぐに降りて姿が見えなくなってしまいました。
10日前に、2か所から鳴き声が聞こえていたので、居ることは分かっていました。
まあ、鳴き声といっても、繁殖期に鳴くのとは違い、ウルトラ・イントロ・クイズのように短いものでしたが…。
その後、3時間ほどの間に、都合4回、姿を見せてくれました。ただし、葦原スレスレを、ほんの10~20メートルぐらい飛ぶだけなので、その瞬間をピントマニュアルで撮るのは至難です。「モグラたたき」ゲームの感覚でした。
2度目。
3度目。
三度目の正直とはなりませんでした(^_^;)
4度目。
今季は繁殖最盛期の7月に、ほとんど姿を見せてくれなかったので心配していましたが、越冬してくれているのが実際に確認できたのは嬉しかったです。