久しぶりのヤママユ
テニスコートで到着が遅れた練習相手を待っていると、何気なく眺めた通路を挟んだコート上を茶色の大きな葉っぱのようなものがヒラヒラと……ん? あれはヤママユでは?
姿が見えなくなったので、近くに行ってみたら、コート脇の地面に舞い降りていました。コート上は白熱したゲームが始まっていて、いつ踏みつぶされるかわからない状態でした。
テニスバッグに入れてあるスーパーの買い物袋を取りに戻り、コートチェンジの時を待って声をかけて中に入り、買い物袋での捕獲に成功しました。
練習が終わるまで袋の中でおとなしくしていてもらおうと思っても、中でバタバタと暴れる羽ばたきの力強いこと……翅が痛んでしまうかもしれないと気になり、1ゲーム終えたところで抜け出して、駐車場に戻って車に積んであったカメラで撮影をしました。
袋から出されたヤママユはヒラヒラと飛んだあと、車のタイヤにとまりました。
触角の形状からすると、♂のようです。
雌雄の識別点はもうひとつあって、四つの丸の中の模様が違うようです。
ヒラヒラと飛び立つと、ようやく明るい植栽にとまってくれました。
生きているヤママユを見たのは二度目でした。
ヤママユの繭の記事は → こちら
この記事へのコメント
丁度1年前の記事を思い出しました。6匹の幼虫が7月に
繭になりましたが、夏の気温が高く、ついに羽化しませんでした。
http://s2014no64.at.webry.info/201310/article_6.html