久しぶりのヤママユ

テニスコートで到着が遅れた練習相手を待っていると、何気なく眺めた通路を挟んだコート上を茶色の大きな葉っぱのようなものがヒラヒラと……ん? あれはヤママユでは? 
姿が見えなくなったので、近くに行ってみたら、コート脇の地面に舞い降りていました。コート上は白熱したゲームが始まっていて、いつ踏みつぶされるかわからない状態でした。
テニスバッグに入れてあるスーパーの買い物袋を取りに戻り、コートチェンジの時を待って声をかけて中に入り、買い物袋での捕獲に成功しました。

練習が終わるまで袋の中でおとなしくしていてもらおうと思っても、中でバタバタと暴れる羽ばたきの力強いこと……翅が痛んでしまうかもしれないと気になり、1ゲーム終えたところで抜け出して、駐車場に戻って車に積んであったカメラで撮影をしました。

袋から出されたヤママユはヒラヒラと飛んだあと、車のタイヤにとまりました。

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触角の形状からすると、♂のようです。

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雌雄の識別点はもうひとつあって、四つの丸の中の模様が違うようです。

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ヒラヒラと飛び立つと、ようやく明るい植栽にとまってくれました。

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生きているヤママユを見たのは二度目でした。


最初に見た時の記事は  → こちら  やはりテニスをしていた時でした。ボールを見ないで、何を見ているんだか……と言われてしまいそう(^_^;)

  ヤママユの繭の記事は  → こちら

この記事へのコメント

2014年10月07日 20:54
自然界で当たり前のように繰り返されていると思い込んでいることも、「実は様々な要因で繰り返されていないこともある」ということに気づくことは大切なことですね。きれいな繭を探さなくっちゃ。

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