今季はいつもに増して、あちこちの公園などで見られます。例年、数が少ないとされる赤色型が出たという話が流れるとカメラマンが集まっていましたが、今季はツツドリがいたという場所のほとんどで、赤色型が目撃されています。
この日、ちょっと様子を見ようと思って立ち寄った公園に赤色型がいました。
500㎜と三脚は車の中……OLYMPUS OM-D E-M1+300㎜のズームだけ。
遠かったのでトリミングしましたが、ちょっと無理がありますね(^_^;) 小さく載せます。
別の日、PROMINAR500+PENTAX K-3を三脚にセットして待ちましたが、赤色型は現われませんでした。
咥えているのはモンクロシャチホコという蛾の幼虫です。
ツツドリはこの幼虫が好物で、幼虫が食樹にする桜の木の下に毛虫の糞が大量に落ちている所にはツツドリがやってくる可能性があります。
大きな公園だと、モンクロシャチホコが発生するとすぐに消毒してしまうことが多いのでダメですが、小さな公園でちょっとしたお花見が出来るぐらいに桜の木があり、落ちた糞が雨に濡れて道路を赤く染めているような場所だったら、狙い目です。
この記事へのコメント
ツユヒメ
小さな巣にも托卵すると言う、悪い奴ですね。やられた方は
大きな口を開けられて、おねだりされてはたまったもんでは
ありませんね。
先日から、ヤマガラが庭のエゴの実を食べに来ていますが、
驚いたことに、あのトゲトゲのイラガの幼虫を捕って食べて
いるところを写真に撮りました。強烈の毒虫まで食べるとは。
メンバラ
今は繁殖期ではないので、托卵のことは忘れて姿を追ってしまいます。
野鳥たちが「害虫」と言われる虫を食べてくれているわけですから、発生したからと言って、すぐに消毒してしまえば野鳥たちは来なくなり、来なくなれば毎年、発生→消毒せざるを得なくなるという負の連鎖になってしまいますね。
マイ野鳥図鑑
メンバラ
今季、こちらでは例年に比べて飛来場所が増えた気がします。
しかし、敏感でなかなかじっくり狙えません。