セセリチョウの仲間で、春に出合うと嬉しいのがギンイチモンジセセリ。
4月下旬に撮影した「春型」はこんな感じです。
それが「夏型」になると……
ポイントの銀色の部分が薄くなって― というかほとんど褐色になって ―
目立たなくなってしまいます。
アゲハの仲間だと、春型と夏型では大きさがかなり違うので、そこに目がいってしまいますが、模様の変化にも注意しないといけませんね。
野鳥も夏羽と冬羽で、いつも混乱させられていますが、色や模様に惑わされずに、形をしっかりと目に焼き付けておけば識別も容易なのですから、頑張らないといけないですね。
この記事へのコメント
中国山地へ行くと見られるようですが、局地的で準絶滅危惧種
に指定されているようですね。幼虫は同じ植物を食べても春型、
夏型で、色、模様、体型に変化の要因は、冬の低温に影響が
あるようですね。 下記サイトが見つかりました。
http://nakaikemi.com/kisetu.htm
ギンイチモンジセセリは国の準絶滅危惧種になっているんですね。
千葉でもRDBは「D」ですが、結構見かけるので珍しいとは思っていませんでした。当地では年3回発生するようで、銀白条が不明瞭になるのは2化以降の個体だそうです。