ヤマトシリアゲ(旧名 ベッコウシリアゲ)

以前はベッコウシリアゲとして、シリアゲムシとは別の扱いを受けていましたが、発生時期によって色が違うということで、どちらもヤマトシリアゲと呼ばれるようになりました。
……「昔は」とか、「以前は」などと書いてあるサイトが多いのですが、いつ頃から変わったのでしょうか?
手元にある子ども用の昆虫図鑑には、シリアゲムシとベッコウシリアゲが別種として扱われていました。しかし、貼り付け奥付が剥がされていて、発行年が不明です(^_^;)

古そうなものを書棚で探したら……『フィールド図鑑 昆虫』 矢島稔、佐藤有恒/著 東海大学出版会 1984年というのがありました。索引を見ると、「ベッコウシリアゲ」がありました。

体は褐色、翅は黄色をおび翅端の2つの黒い紋が目立つ。ただし個体によってさらにいくつかの斑紋をもつものがあり、シリアゲ(P.Japonica)との共通点が多い。このため両者は季節型または色彩型と考える学者もある。
なるほど、30年前に同種と考える学者がいたことがわかりました。


この日見つけたのは、♂でした。

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この記事へのコメント

  • ツユヒメ

    もう、ベッコウが・・・前々から何時頃から出現するのか、
    気になっていたのですが、
    季節型または色彩型と、既に30年も前からですか、流石に
    図鑑には詳しく載っていたのですね。図鑑を持っておられた
    のも凄いです。このように図鑑に具体的に書かれているのを
    知ると嬉しいですね。
    2014年08月26日 08:25
  • メンバラ

    ツユヒメ*さんへ
    昔から図鑑が好きで、たくさんあるのですが、使いこなせてないです(^_^;)
    オオモンツチバチが来ていた木も、辿り着けなかったです。
    2014年08月26日 22:21

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