ヘビの脱皮殻をときどき見かけることがあります。財布に入れて置くとお金が貯まるなんて、誰が言い出したことなんでしょうか。
この日着替え中だったのは、カナヘビ。
足があるので、脱ぐのはちょっと大変なのかもしれません。ヘビだったら、スルリと脱げる気がします。
別の個体は食事中でした。
捕食されたのはコチャバネセセリの幼虫のようです。
「トカゲ」といっしょくたにされることが多いですが、体表面がザラザラした感じがするのはカナヘビで、ヌメッとした感じがするのはニホントカゲです。
ニホントカゲは良く見かける割には、県レッドデータブックでは「B」ランクです。
以下は以前に撮影したものです。参考に。
ニホントカゲの子どもは尻尾がメタリックでとてもきれいです。
独立行政法人 国立環境研究所 のHPで紹介されている論文では、ニホントカゲは関西以西に分布し、関東からロシア沿海地方にかけて生息しているのは別種で「ヒガシニホントカゲ」と呼称するようになったそうです。その分布図を見ると、伊豆半島から伊豆七島にかけて「オカダトカゲ」というのがいるんだそうです。ニホントカゲのようなのは3種類いることになります。
論文は以下でご覧いただけます。
この記事へのコメント
mint
メンバラ
この記事に食いついてくる方はいらっしゃらないと思いきや……無類の爬虫類好きでしたね。