クモの仲間にはナゲナワグモ科という、粘り気のある球を糸の先にぶらさげ、それを振り回して近づいてきた蛾を捕えるという、文字通り「投げ縄」技で餌を採るものがいます。使っている図鑑にはマメイタイセキグモとムツトゲイセキグモのイセキグモ属の2種が載っています。どちらも「採集記録は少ない」とあります。一度見てみたいものです。
見てみたいと思っているのは他にもあって、同じナゲナワグモ科に分類されている中に、「トリノフンダマシ属」というのがあり、これまでに一度しか見た事がなかった( →こちら)のですが、それが同じエリアで2種類見つけました。
先に見つけたのはシロオビトリノフンダマシ♀。初見でした。
そこから500メートルほど離れた場所で見つけたのが、前に見つけたのと同じ、オオトリノフンダマシ♀。
どちらも♀でした。♂は1~2mmほどしかないので、一緒にいてくれないと探せません。
この記事へのコメント
ツユヒメ
それと2種の投げ縄グモの捕獲シーン遭って見たいですね。
でも暗くなってから活動するようですから、まずクモの棲家を探すことですね。
マメイタイセキグモのマメイタは豆板菓子から由来と何処かのサイトにありました。
台風8号7時現在、富津に上陸とありましたが、大丈夫ですか?
メンバラ
大きな被害が出たところは大変でしたが、当地は「台風はどこ?」というぐらい、肩すかしを食ったように豪雨も強風もなかったです。
投げ縄で蛾を捕まえるシーンは、テレビで見たことがあります。