ツミの抱卵斑

羽毛は暖かいから抱卵するのに良いと、何となく思ってました。ところが卵にしてみれば、親鳥の暖かさが羽毛に遮られて伝わってこない……そこで卵を抱く場所は、直に肌の暖かさが伝わるように、血管が集まった肌を露出させているのだそうです。


この日、♂と抱卵を交代した♀のツミ。羽を広げて虫干し状態。
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卵を抱いているから羽毛が乱れるのかと思っていました。胸のところが抱卵斑。


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時間を遡って……上の♀と抱卵を交代する前の♂。
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羽づくろいをしたあと、枝を咥えると……
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アカマツの高い所に作った”新居”に運んで行きました。



その♂と入れ替わりに巣を離れた♀に、抱卵斑があったというオハナシでした。


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この記事へのコメント

  • マイ野鳥図鑑

    オスには抱卵斑がないのでしょうか。メスに頼りっきりということのようですね。オスは餌を運んだりはするのでしょうかね。
    2014年05月25日 20:23
  • メンバラ

    マイ野鳥図鑑*さんへ
    ツミの♂が抱卵するのかどうか、よくわかりません。♀と入れ替わりに♂は巣に行きますが、巣を留守にするとカラスに荒らされるので、守るためなのかもしれません。雛が孵ると、♂は巣に近寄らなくなります。己の子どもでも動くものを襲ってしまうためだと言われていますが、♂が自分で分かっていて近寄らないというのは説明にならない気がします。♀が♂を巣に近づけさせないようにしているのでしょうかね。
    2014年05月25日 21:11

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