野鳥の飛び出しを狙うことが多いのですが、この日は「虫撮り」。
マクロレンズでさまざまな虫を狙うのですが、その主なものは甲虫です。しかし種類が多くて、撮ったのは良いけれど、種名にまでたどり着けないものもあります。
この日はクズノチビタマムシが飛び立つ瞬間を撮ろうと思っていました。
その前に見つけたのはフジノハムシ。偶然、うまく撮れました。手持ち、ノートリです。
体長は5ミリほどあり、撮るには十分な大きさです。
翅鞘(ししょう)と呼ばれる硬い鎧を開いてから飛び立つまでの時間は、種によって様々で、このフジノハムシは他に比較すると、ゆっくりだから撮れたんです。ほとんどは翅鞘を開くと同時に飛ぶので、その瞬間にシャッターを押そうと待ち構えていたのでは、撮ったつもりでも画面にすら入っていないことが多いのです。
先端にとまっていれば飛び立つことが想像できますが、撮ろうと思っているクズノチビタマムシは葉の上からいきなり飛び立つので、準備が間に合いません。こんな感じで撮りたいのですが、必ずしも明るいところにいるわけではなく、風があるフィールドで手持ちで撮るのは難しいんです。
次は三脚を持っていくことにしますが、ストロボが連続発光する特殊な装置でも使わないと、望むようなものは撮れないのかもしれません。
この記事へのコメント
アカメヤゴ
メンバラ
ご訪問いただき、ありがとうございます。
小さい体なのに、そのすばしこさには脱帽です。翅鞘を跳ね上げた瞬間が撮れると、やったぁ!となりますが、なかなか飛び立つサインがわかりません。クズノチビタマムシは、翅鞘をわずかに開く動作をしてから飛び立つことが多いような気がしています。息を詰めて撮るのが面白いですね。