デジタル一眼のシャッターって、何回ぐらい切ると限界に達するのか、気になったことはありませんか?
ネットで検索すると、10万回程度というのが、ひとつの目安のようです。
私のように「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」方式をとっていると (それでも当たらないですが) 多い日には2,000ショットを超えることがあります。PENTAXのK-5を2台使っていますが、望遠レンズをつけている方をどうしても多用してしまいます。
月に20日は撮影しているので、1日平均1,200ショットとして×20日=24,000、1年では288,000回!という計算になります。しかも買ってから1年半ほど経っているので、とっくに10万回は過ぎていて、ある日突然壊れてしまうこともあり得るということになります。
フィルム式だった時は、2000ショットといえば、36枚撮りで55本……。月間の撮影枚数でも多い方だったのではないでしょうか。それを1日で撮ってしまう訳ですから……。
このところ、どうもシャッターの調子が良くない(5コマぐらい撮った所で連写できなくなることがあった)ので、壊れてしまう前に、PENTAXのサービスセンターに修理に出すことにしました。「ピックアップリペア」という便利なシステムが用意されていて、あらかじめネットから不具合を連絡すると、宅配業者が梱包材料など一式持参で指定の時間に受け取りに来てくれます。用意しておくのはカメラと修理依頼票だけ。送料(1050円)は修理品を受け取るときに払えばいいのです。
新年早々に引き取ってもらい、PENTAXから連絡をいただいたのは翌々日でした。
「調べてみたけれど、不具合の現象は起きない」ということでしたが、シャッター回数の話をして、シャッターユニットを交換してもらうことにしました。シャッター部分にへたりがあるので、そこも部品交換、合焦の調整も……。
高くなるかなとおそるおそる聞いてみたら、ネット見積もりの金額(18,270円)を超えないというのでお願いしました。
10日後、修理を終えて宅配便で指定した時間に着払いで届きました。交換した部品は、シャッター関連部品、モーター、回路基板、レリーズスイッチ、上カバー。支払総額は工料、部品代、諸掛、消費税を加え、19,320円でした。
多用している後ろダイヤルやシャッターボタンが新品になり、小気味よく動きます。気づかないうちに、相当へたっていたようです。
K-5は既に生産終了で新型が発売されていますが、K-5は身の丈に合っていると思うので、程度の良い中古に買い換えようかと思っていました。
それが2万円以下でシャッターユニットが交換でき、新品気分を味わえるので、願ったり叶ったりですね(^o^)
これで、磨いても磨いても一向に上がらない腕のオーバーホールが出来れば、言うことないんですけど……。
この記事へのコメント
健康法師
マイ野鳥図鑑
アッチャン
(説明書に載っていました) 5万枚/月位写して1年以上使用したので80万枚位使用後からエラーが出始めました。動きのある被写体の場合つい連写してしまうので撮影枚数が増えてしまいます。うーん困ったもんです。
メンバラ
10万回というのは中級機の場合で、高級機はその何倍かあるようです。
お知り合いの方の見識もアリですが、懐具合に余裕がある方だからこそ言えることでしょうね。
マイ野鳥図鑑*さん
遠征先で壊れたら…などと考えたくはないですが、機械ですからいつ何時壊れるかもしれないですね。
私が心配性なのか、テニスでもガットが切れたら…と思ってラケットを何本か持ってますが、2本切れてしまったことはありません。
アッチャン*さん
私も「目安」とされる10万回の何倍か使っていたと思いますが、突然壊れるというよりは、調子がおかしくなってきたという予兆があればいいですね。
猛禽が旋回したり、キクイタダキがホバリングしたり……連写枚数がどんどん増えますね(^_^;)