いずれも、これまでにはシーズン以外に見たことがなかったものばかりです。
この日、川の流れが見える所まで近づいていくと、子連れのカルガモたちが大慌てで草の中に隠れました。
それ以上に大慌てのがいて、大声を上げながら、水しぶきを上げて下流に向かってバシャバシャと……
そのあわてぶりは、気の毒になるぐらいでした。
このときはピントを合わせるのに精一杯で、オシドリだとは思いませんでした。すると、しばらくすると上流に向かって飛び立ったんです。なんだ、飛べるんだったら、最初から飛んで逃げればいいのに……
撮りながら、あれっ? オシドリかなと思いました。
カルガモたちが隠れたあたりに着水すると、何事もなかったように泳ぎ始めました。
散歩コースのこの川で、これまでオシドリを見たことはなく、散歩で出会った方から「橋のところにオシドリの♂と♀がいたよ」という話を一度聞いたことがあるだけでした。それもシーズンの冬でしたから……。