シギはシギでも *エゴシギゾウムシ

ヤマガラが大好きなエゴノキの実、果皮にはサポニンという、ニンゲンには有毒成分が含まれていることは、前に何度か書いたことがあります。えぐい味がすることから「えぐい」→「えご」となったようです。
種子部分を好むヤマガラは賢いですねぇ。どうやってそのことを発見したのか、不思議です。

今の時期は花が咲いている段階です。もうそろそろ終わりでしょうか。ふだんは気づかない存在ですが、白い花がたくさん落ちるので、ああ、こんなところに生えていたのかと気づくことも多いんです。
エゴノキといえば、エゴツルクビオトシブミの姿を探すのが楽しみです。手を伸ばせば枝に届くという都合のいい木はなかなかありません。
オトシブミに限らず、小さな昆虫類を探すときは、晴れていても傘を持っていくと便利です。傘の石突き部分を持って、取っ手を高い枝に引っかけてたぐり寄せたり、枝をゆすって落ちてくる昆虫類を開いた傘で受け止めるという使い方が出来ます。

     この日は傘は持っていませんでしたが……エゴノキで見つけたのは、こんな虫でした。
画像


長い口吻は、花や実に穴をあけるためのものだと思います。コナラシギゾウムシのように、口吻の長いゾウムシを見たいと思っていたんです。いや、実にきれいですね。口吻が長いので、それを鳥のシギに見立てた名づけのようです。ダイシャクシギ、ホウロクシギといったところでしょうかねぇ。


     連れ帰って飼っていて、白い紙の上で撮らせてもらいました。
画像
     貴公子という感じさえしますね。初見でした。



     逃がす前に、もう1枚。
画像

この記事へのトラックバック