雨が降る日、車の中から撮影するのであれば問題はなさそうですが、少し風があったりすると、風向きによっては開けた窓から雨が入ってきますし、窓から突き出すレンズにも雨で濡れてしまいます。
撮影グッズで、レンズに着せるレインコートがありますが、三脚にセットして使えるものとして作られているものが多いようで、3000円から5000円ぐらいします。
私は主に手持ちで使うので、レンズだけを覆えればいいのですが……皆さんはどんな工夫をなさっているのでしょうか。
構造的には簡単なので、ビニール袋の底を抜いてレンズの胴に巻き、接着テープで仮押さえすれば、その場しのぎですが、雨対策は出来ます。
もうちょっとマシなものを自作出来そうだと、ビニールシートと両面テープか粘着用のマジックテープがあれば……などとホームセンターで買うのもを考えていたら、カミさんが「レインコート捨てなきゃよかった」なんてことを言い出し、なるほど、レインコートの袖の部分を使えば、望遠レンズにピッタリのものが出来る! 袖を切るのには抵抗がありますが、100円ショップで買えばいい。
……ということで100円ショップに行ってみたら、袖口にゴムが入ったフリーサイズのレインコートがありました。
使っているズームレンズは、対物側が12センチほどなので袖口はピッタリ。
ピント合わせはマニュアルですることがほとんどなので、ピントリングを動かすために、指が入る余裕が必要なのです。それに対応するために、切り取った袖の下の部分にスリットを入れ、切りっぱなしではなんなので、切り口部分は折り返して両面テープで止めました。
袖部分を全部生かして、使うときには長すぎる部分にタックを取るようにしておきます。
急な雨のときにはタック部分を伸ばせば、ボディまですっぽり覆うことが出来ます。
バッグにしのばせておけば安心ですね(^o^)
わずか105円で、望遠レンズ2本分のレンズ用のレインコートが出来ました(^o^)
画像でお見せするほどのものではないので、今日は画像はありません。