蛾というと、鱗粉がいっぱいで、きたならしいという印象のものが多いですが、翅が透き通っている蛾がいくつかいるんです。
羽化直後は、ほかの蛾と同じで翅が鱗粉にまみれていますが、縮んでいた翅が伸び切ったあと、翅をふるわせると鱗粉が落ちるんです。←実際、この瞬間を見たことがあるのは、オオスカシバだけなんですが(^_^;)
そのオオスカシバです。幼虫は香りの良いクチナシを食草にしています。蜜を提供しているのは、ハナトラノオ(北アメリカ原産)という園芸品種。
ここには同じスズメガの仲間で、ホシホウジャクもいました。ホシホウジャクはクロホウジャクとよく似ているので……。
ホシホウジャクの方がオオスカシバよりスピードがあって、ずっと撮りにくかったです。どちらも長い口吻を伸ばして、蜜を吸っていました。ホウジャクと名前が付く中には、クロスキバホウジャクという翅が透き通っているものがいるんです。見てみたいなぁ……。
翅を透明にして、ハチの仲間だと思われたいのでしょうかね。
この記事へのコメント
けいこたん
オオスカシバよくホバってますね。(^。^)
これを見るとなんか撮りたくなりますよね。(^_^;)
オオスカシバはなんとか撮我慢できますがホシホウジャクに
なると蛾そのものになってくるので凝視できません。(^^ゞ
mint
自然に生きる
メンバラ
ホウジャクの仲間のスピードは半端じゃないですね。蜜に気を取られている間が、シャッターチャンスですね。
メンバラ
オオスカシバの幼虫には気づくのに、ホウジャクの幼虫は見たことがありません。
蛾で好きなのというと……見たことがある中では、オオミズアオでしょうか。
メンバラ
あのスピードがたまりませんね。クチナシを台無しにしてしまうのには手を焼きますがネ。
スズメ