手乗り ウラギンシジミ

野鳥の世界で「手乗り」というと、餌付けして手から餌を食べるようにする行為で、眉を顰める方が多いですが……。
この日、林の縁を歩いていたら、2頭のウラギンシジミが、もつれるように飛んでいました。
そのうち、道路に舞い降りると、じっと動かなくなりました。
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おそらく、道路上に犬のオシッコの痕跡でもあったのではないかな? 糞尿に寄ってくる蝶がいることは、よく知られています。
試しに額の汗をぬぐった指を突き出してみたら、指先に登ってきてくれました。    
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ず~っと汗を吸っているので、じっくり観察できました(^^♪ 加齢臭がする汗は、おいしかったかな?

指先では翅を広げてくれなかったのですが、草に移ったら翅を広げてくれました。
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色合いが派手なので、これは♂ですね。この蝶は、成虫で越冬するんですよ。

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この記事へのコメント

  • スズメ

    あまりの早変わり! 大受けねらいでも見ているのはメンバラさんだけ・・・なんてことはないのです。写真を見に来る人がいっぱいいますからね。それにしても呆れるほど裏表のある御仁です!
    猛暑で水分と塩分の補給を忘れるなという呼びかけを連日のように聞かされました。それがこの蝶(蛾?)にも届いたのでしょうか。
    2010年09月18日 15:20
  • メンバラ

    スズメ *さん
    高いところを飛んでいるところは時々見るのですが、なかなか近くでは見られない蝶なんです。
    翅が銀色で飛ぶとキラキラしますが、閉じると、とたんに目立たなくなります。
    葉の裏につかまって越冬する姿には胸を打たれます。
    2010年09月20日 17:38

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