うちの近くの田圃では、すでに稲刈りが終わっています。この写真の撮影日は9月2日なので、まだ黄金色に輝く稲穂が頭を垂れ始めたころでした。
稲穂の間を、つながったトンボがたくさん飛んでいました。上が♂で、下が♀ですね。♀は首根っこを♂に押さえられています。
「赤トンボ」と総称されるトンボを区別するのは、翅先が褐色か、翅全体が透明かどうか、腹の模様がどうなっているかで判断するようなのですが、写真から判断しようとすると、これがなかなかムズカシイんです。どうやらこれは、ありふれたノシメトンボのようです。
昆虫の交尾は、♂と♀が反対方向を向いていることが多いですが、トンボは♂が精子を自分のお腹の精子嚢に入れて、♀がそこから受け取るという形がハートマーク になるわけで、♂♀が同じ方向を向いているために、外敵から逃げるときも便利なんだそうです。
昨日、テニスをしていたら、コート脇のナイター照明器具の柱に、カーンとぶつかった音が……
なんと、飛んできたオニヤンマが激突した音でした。脳震盪を起こして墜落してましたが、プレーが中断したときに見に行ってみたら、あわてて飛び立っていきました。
この記事へのコメント
humming
いい光景ですね~。
近くに田んぼがある環境は羨ましいです。
オニヤンマは石頭なんですね^^;
無事で良かったです。
メンバラ
このところ休みといえばテニスだったので、久しぶりに田圃に行ってみたら、稲刈りが終わってました(^_^;)
オニヤンマは、鉄兜でもかぶっているんでしょうかね。金属的な音がしました。