昼休みにカメラを持って出て、昼食後にブラブラ歩いていたら、大好きなウラギンシジミが飛んでいました。予測不能の飛び方をするので、飛んでいる間に撮ることは、今の私にはムリです。
翅の裏側が銀色なので、ウラギンシジミという名なのですが、裏側から撮ったのでは、単なる銀色。
ずっと待っていても、飛んでくれませんでした。あきらめて200メートルほど歩いたところで、マンションの植栽に、またまたウラギンシジミが現われました。
今度は、ちゃんと翅を広げてくれました。♂でした。
この蝶は、ツバキなどの常緑樹の葉の裏側にとまり、爪を葉に食い込ませることによって、風に吹き飛ばされることなく、冬を越すんだそうです。
そのことは、『葉の裏で冬を生きぬくチョウ ウラギンシジミ10年の観察』という、ウラギンシジミを観察して書かれた本に出てきます。著者は高柳芳恵さん。偕成社から出版されています。
とても面白い本ですから、興味が湧いた方でメンバラの正体をご存知の方には、いつでもお貸ししますよ。

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この記事へのコメント
ゆう
また、越冬する蝶も珍しいのでしょうね
ところで、私は毎年、埼玉県の蝶
ミドリシジミを探しているのですが見つかりません
ハンノキに集まり
7月には姿を消すとのことです
ベニシジミはたくさんいるのですが!
tokky
ウラギンは最近知ったばかりですけど止まってるときは絶対翅を開かない奴!と思ったのに~
メンバラさんはいともカンタンに翅を開いてるところを撮ってる^^ウラギンを知り尽くしてるから出来ることなんでしょうね^^
あっ!熊
どうりで、寒くなっても良く見るはずですね。
メンバラ
「見たいと願っていれば、見られる」と思っていれば、きっと見つかると思いますよ。
ムラサキシジミは見たことがありますが、ミドリシジミは見たことがありません。
メンバラ
寒くなってきたから、日向で翅を広げるのでは? 翅の両面が同時に撮れるといいんですがね。まあ、中途半端に翅を広げてくれるっていうことですがね。
メンバラ
タテハの仲間も、成虫で越冬しますよね。小春日和に飛んでます。
今日もウラギンが飛んでました。
デカダックス
葉につかまって冬の寒さを耐え抜いて、じっと春が来るのを待つんですか~。
こんな可憐な蝶だけど、健気なんですねー。
メンバラ
逆光だったので、裏側のメタリックな銀色が出ませんでした(^_^;)
「らしく」撮るのは、ムズカシイですね。
さっちゃん
でも、こうして葉にとまっている写真をみたり、冬越しするという話を聞くと、ウラギンシジミに対する気持ちが変わりました。その本を読んでみたいです。お借りできれば嬉しいんですが・・。
だけど、メンバラさんの正体は「色が真っ黒に日焼けしてて、朝から晩までテニスをやるほどタフで、あの池によく出没なさっている」という情報ぐらいしか知りません。
あの池に私も通えば、「あの方」のようにバッタリお会いできるんでしょうね~。
えっくすれる
こうして写真でよく見ると、なかなかいいもんだ。
もし次に見掛けたら少し時間を掛けて観察してみよう。
メンバラ
ふだんよく目にするヤマトシジミやベニシジミに比べると、このウラギンはかなり大きな蝶です。
もし、光物がお好きでしたら、この蝶の銀色に輝く翅には魅了されますよ!
メンバラ
越冬場所探しをしているのか、今の時期、けっこう目にします。
冬になったら、神社などの大きな椿の葉裏を探してみると、きっと見つかると思いますよ。
akane-man
昨年の冬、石垣からはみ出したサツキの葉裏にこの蝶が羽を閉じてぶら下がっているのを見つけました。
道に散った落ち葉を刷きながら毎朝見ていましたが、観察記録にあったように冬の間中そうしていましたが、いつの間にか姿が見えなくなってしまいました。
メンバラ
お気づきだったんですね!
翅を広げてくれないと、♂♀の区別がつきません。今回は♂だけですが、♀も派手さはありませんが、いい色しています。