外来種の繁殖

うちから歩いても行ける調整池で繁殖したバンは、これまでに何度も紹介してきました。このところ、自分が体調不良で、しばらく行っていないので、その後が気がかりです。
その池は見た目にはキレイなオオフサモが繁茂しています。そのオオフサモの緑にアオサギやバンがいると、絵的には、とても映えます。しかしオオフサモは特定外来種なのです。

オオクチバス、コクチバス、ブルーギルなどの外来種が、在来の魚を食害することは、言われて久しいのですが、都心のあの池、不忍池にもブラックバスの姿が……。カイツブリの雛が独り立ちする姿を捉えてきた場所に……水面の反射を防ぐフィルターを持っていないので、こんなふうにしか写せませんが、これは明らかにブラックバスの幼魚だと思います。
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体長は15センチほどだと思います。何匹も群れているのが気になります。鵜やカイツブリが、せっせと捕まえてくれればいいのですが……

この記事へのコメント

  • デカダックス

    ご体調いかがですか~?
    また暑さがぶり返してきましたが、お風邪はぶり返さないようにご自愛くださいね。
    強い者が勝って、弱い者が滅びるというのはある意味では自然の姿ですが、本来ここにいるはずのないモノが心ない何者かによって運ばれて、そこにはびこり、本来そこにいたモノが滅びるというのは自然に相反する姿ですね。
    ここまで繁殖した外来種をどうやったら減らすことができるのでしょうか。これもあれもみんな、元はと言えば心ない人間の仕業ですもの。残念です。
    解決策を考えるのが人間の義務ですね。
    2007年09月08日 09:45
  • メンバラ

    ◇デカダックスさん
    ご心配いただいて、恐縮です。
    テニスはまだ自重していますが、今日は撮影に行きましたよ。
    2007年09月08日 18:11
  • まひる

    ブラックバスの幼魚の写真。
    何だか幻想的な雰囲気で綺麗ですね~~。
    あ、ここは綺麗と感心するところではなかったですよね。
    外来種が増えると困るのですね。
    ブラックバスは美味しいのだと聞いたことがあります。
    鵜やカイツブリの旺盛な食欲に期待しましょうか。
    あ、そう言えば一時「釣ったブラックバスは放さないで持ち帰って食べましょう」というキャンペーン(?)がありましたね。今はどうです~?
    でも汚染による有害物質の心配もあって、なかなか食べる気にはなりませんよ。本当に美味しいのか、誰か食べてみた人はいますか~?
    2007年09月08日 18:56
  • メンバラ

    ◇まひるさん
    尾の先が黒く見えます。印旛沼でバス釣りにハマっていたとき、幼魚の姿をよく見ましたから……。
    大きいのを何匹も釣ったときに、生きたまま持ち帰って、隣人にあげたことがあります。翌朝、死んでしまったので食べたと言ってました。スズキの仲間で、白身なので美味しいと聞きますね。
    2007年09月08日 19:38
  • あぶ

    尾の先が黒く見えますので明らかにブラックバスですね。今では釣ったブラックバスを放流することが禁じられていますが、釣ることもできない池ではブラックバス対策をどうしているのでしょう?
    我が故郷の中禅寺湖でも毎年数は少ないもののブラックバスが確認されているそうです。温暖化が進んだ場合、ブラックバスが大増殖するのではと一人心配しています。
    2007年09月09日 00:40
  • メンバラ

    ◇あぶさん
    不忍池のこの場所、小魚がたくさん群れているので、カワウもカイツブリも餌取りに集まってきます。その場所にこのブラックバスも集まってきているので、やっぱり餌取り目的なんでしょうね。まさか自分が捕らわれるとは思っていないようでした。
    水温の低い湖沼や川で、コクチバスが繁殖しているというのも不気味です。
    2007年09月09日 09:36

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