くっつく!

実りの秋ということで、草花に種が出来始めています。その種の中でも、動物にくっついて運んでもらうという戦略をとっている植物があります。そんな植物の中から、身近なものをいくつか紹介します。
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オオオナモミのまだ未熟なものです。
次は一応の形をなしてきたもの。葉に近いところの実にトゲトゲが出来ています。
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トゲトゲになった実(← 過去記事はクリック)を、友達のセーターに投げつけたりしませんでしたか?
うちの犬が散歩で毛に絡ませてくると、毛玉になってしまいます。

これもくっつきます。
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チヂミザサ。うちの庭にも生えてます。
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種がベタベタして、くっつきます。
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萎縮しているわけではなく、葉が皺寄っているからの名前ですね。

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この記事へのコメント

  • akane-man

    くっつく草の種。みんな覚えがあります。
    これから川原の探鳥などでは、いやでも悩まされる困り物です。
    昨年親しいキジバトがセンダングサを茎ごと引きずって来て、取ってくれというようにわたしの前に立ったときは感激しました。
    2007年09月20日 22:58
  • 松の陰

    結構あるんですよねくっつく種。オナモミは子供の頃の遊び道具でしたね。チヂミザサですか、ベトベトして取れにくくなるのは・・・。ズボンの裾について困ることがよくあります。
    2007年09月20日 23:22
  • えっくすれる

    自分で動けないから、動物や人にくっついて移動する。
    実にうまいことを考えたもんだ。
    しかしどこで降りるかが問題だ。
    コンクリートの上で振り落とされたり、洗濯機の中に放り込まれた日にゃ、せっかくの名案もオジャンだもんな。
    2007年09月20日 23:44
  • デカダックス

    チヂミオバサンのデカダックスでーす。
    猛暑の時期は、人にくっつくのもくっつかれるのも嫌ですが、涼しくなってくるとちょっとくっついてもいいかなぁ~と。
    寒くなるとそりゃもう絶対くっつきたいですよね~。
    え?何の話?
    くっつくタネの話でしょ。分かってますよ。
    木綿よりも、毛糸のセーターやウールの生地がくっつきやすいですよね。
    くっつくのはやっぱり夏じゃダメ。
    秋~冬に限りますよね。
    ワタシと一緒っね!
    2007年09月20日 23:58
  • まひる

    種っていうのは、たいがい他力本願なんですね。
    風に飛ばしてもらう。
    鳥に食べてフン出してもらう。
    くっついて運んでもらう。
    どこの着地できるかは時の運。
    ケセラセラ。
    綺麗な花を咲かすもんね~とか
    美味しい実がなるよ~という手段で、
    ちゃっかり人間に蒔いてもらって過保護に育ててもらうって手もあります。

    誰しもオナモミで遊んだ記憶があるでしょう。
    よく見掛けるけど初めて名前を知ったのはチヂミザサ。
    2007年09月21日 00:12
  • 16分音符

    くっつく!
    確かに他人に頼ってたら落ちる場所はその日の運しだいですね。
    はじける!って種はそのてん自主的でエライです。
    たった一株のホウセンカから、庭中がホウセンカだらけになり参った参った経験があります。
    くっつく種だったらこんなには増えません?
    いやいや、くっつく種は下に落ちた分も芽生えて、さらに自力ではとうてい行かれない遠くまで運んでもらえるわけですから、領地を広げる効果は絶大ですよね~。
    2007年09月21日 09:09
  • スズメ

    去年の記事からもう一年たって、今年のひ(く)っつき虫シーズンが来たのですね。イノコヅチにヒナタとヒカゲがあることはこのブログで教えて頂いたのでした。
    akane-manさんの親しいキジバトというのは、コサギひとり遊び?その2にも出てきたお馴染みのキジバトですね。鳥と心を通わせていらっしゃる!!!
    2007年09月21日 09:13
  • アップルマンゴー

    イヌの散歩で草むらに入ると、夏の間はノミや蚊が心配でしたが、これからのシーズンはひっつき虫にも要注意なのですね。
    イヌの毛に絡まってしまったら本当に取れませんからね。仕方なく付いた部分の毛をカットしたことがあります。
    2007年09月21日 09:48
  • あっ!熊

    どれも見覚えがありますが名前までは・・わたくしも、これらにはずいぶん悩まされた。オナモミの時期をずらして発芽するシステムは素晴らしいと思いました。
    2007年09月21日 21:01
  • メンバラ

    ◇akane-manさん
    草むらを歩くと、気づかないうちにあちこちにくっついってきますよね。
    センダングサがこの中に入っていませんでしたね。
    周りにアメリカセンダングサが生えているテニスコートがあって、ボールが端っこに転がると、ビッシリ尖った種が付いてしまうので、困りものです。そのキジバトにお会いしたいです。
    2007年09月21日 23:32
  • メンバラ

    ◇松の陰さん
    植物の分布を広げる戦略は、したたかなものを感じますね。
    食べてもらって遠くまで運んでもらうのが一般的ですが、自分で弾け飛んだり、風に身を任せるのもありますね。
    2007年09月21日 23:37
  • メンバラ

    ◇えっくすれるさん
    誰かにくっついた後は、野となれ山となれですね。落ちる場所は選択できないですからね。
    2007年09月21日 23:40
  • メンバラ

    ◇デカダックスさん
    オナモミの種のトゲトゲの先は鈎針のように曲がってますから、セーターが絶好のくっつき場所ですね。
    2007年09月21日 23:45
  • メンバラ

    ◇まひるさん
    チヂミザサのクレープ状の葉と種は、なかなか綺麗なものですが、どんどん増えるんですよね~。
    2007年09月21日 23:47
  • メンバラ

    ◇16分音符さん
    鳳仙花って、あまり見なくなりましたね。触ると種を包む皮がくるりとひっくり返って、種が飛ぶのが面白くて、次々に触ってましたね。
    2007年09月21日 23:50
  • メンバラ

    ◇スズメさん
    1年は早いですね~。
    1年前と同じようなことを書いていてはいけないと思うものの、やっぱり目に付くのは同じようなものばかりです。
    2007年09月21日 23:53
  • メンバラ

    ◇アップルマンゴーさん
    毛玉が出来てしまうと、ほどけないですね~。
    うちもハサミで切っちゃいますよ。
    2007年09月21日 23:54
  • メンバラ

    ◇あっ!熊さん
    ズボンの裾や靴下にまでくっつきますから、やっかいですね。
    オナモミで発芽実験をやればいいのでしょうが、ちょっとそこまでは……。
    2007年09月21日 23:57

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