オニバスの花と実

お盆休みの14日、葛飾区の水元公園に行ってみました。もう何年も前に、「縛られ地蔵」の写真を撮りに行ったことがあったのですが……もう、記憶が薄れかけていました。
ハッチさんが、ここの植物について、何回かに分けてご紹介なさっていて、その中にウマノスズクサの花があったので、敏感に反応したんです。
金町駅で降りてみると、バス便の案内の脇に、徒歩だと30分とありました。地図でも確認していたので、まだ見たことのないオニバス池を目指して歩き始めました。この日も朝から暑かった! しかも、けっこう遠かった!

過去記事の「オオマツヨイグサの開花」で、matsumaruさんが寄せてくださったコメントに登場した「アサザ」の花(都内では唯一の自生地だそうです)も見られました。
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オニバスの池では、種が水面に浮いている様子が見られました。
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この池、開花期だけの公開なので、その期間内に種を見ることが出来るのは珍しいんだそうです。種の表面の粘着質が溶けると、沈んでいくそうです。
花が終わり、ふくらんだ部分に種が出来ています。
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子どもが親に餌をねだっているように、見えませんか?

オニバスの花です。
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この記事へのコメント

  • あっ!熊

    トゲトゲがすごいですね。
    名前のわりに花はかわいいです。TVのニュースでも見ることが出来ました。
    2007年08月16日 15:59
  • メンバラ

    ◇あっ!熊さん
    実物を見たのは初めてでした。葉を突き破って咲く花をじっくり見ると、名の由来が納得できます。
    2007年08月16日 18:15
  • matsumaru

    暑い中、公園の端っこまでお疲れさまです!(汗;)
    オニバス、絶対ヘンですよね!(笑)
    アサザの花いいでしょ! 色はキュウリの花と同系ですが・・(汗だく;)
    2007年08月17日 01:04
  • メンバラ

    ◇matsumaruさん
    アサザの花をもっと近くで見たかったのですが、地理不案内だと、フェンスの内側に入る場所がわからず……。
    こう暑いと、最初の意気込みが、すぐにどこかに吹っ飛んでしまいますね。
    2007年08月17日 08:12
  • りかちゃんまま

    オニバスって葉も花も種もヘ~ン!
    色もアオ鬼 赤鬼みたい。
    油絵の具を塗りたくったような葉。
    葉を突き破って?にょっきり出てきて咲く花。
    咲き終わりの花の鳥肌。
    本当に不思議な植物。
    2007年08月17日 23:30
  • 16分音符

    水元公園は菖蒲の花を見に行ったことがあります。
    アサザの花、なかなかいいですね。
    オニバスも面白~い。
    実際に見て見たいです。
    でも、アサザやオニバスはこの時期じゃないと見られないんですか~?
    こんな暑くては・・ちょっとねー。
    メンバラさんの意気込みに感心しています。
    2007年08月18日 08:05
  • さっちゃん

    オニバスの葉の全容が分からないけど、
    いったいこの不思議な様相の葉はどんな大きさなのでしょう。
    葉から花が咲いているように見えますが、葉を突き破って花が出てくるんですね。
    という事は、この葉は薄くて柔らかいのか、穴だらけなのか、はたまた青海苔が浮いているだけなのか?!
    それとも花の先にキリが付いているのか。
    こんなにタネがたくさん出来たら、来年はまたオニバスがさらに大所帯になるのか。
    このタネ、中華料理の材料に使ってしまうのか?!(こんなの炒め物に入ってますよね)
    タネを拾ってきて他の池に投げ込めば、あちこちにオニバス池ができるのか。。。
    初めて見る面白い植物に、好奇心丸出しのワタシです。
    2007年08月18日 08:34
  • えっくすれる

    大きい花の名に『オニ』と付くけど。
    オイオイこのちっこい花がオニかい。
    葉がオニなのか。
    2007年08月18日 09:17

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