「あの池」では、カイツブリの若さまが人怖じせずに泳ぎ回っているし、コサギは衆人監視のもと、波紋漁法で漁をしているし……鳩もカラス、ムクドリ、ヒヨドリ、スズメも足元までやってきます。
池のほとりで足を止めると、すぐにスズメが手すりの上に飛んできました。
試しに朝飯代わりのクッキーのかけらを指先に載せて、ほらっ!と突き出してみたら、ピョンピョンと寄ってきて、くわえていきました。
この公園のあちこちに、「ハトに餌をやらないでください。ハトが増えた原因は、餌やりにあります」という看板が立っています。ニンゲンが餌をやることで、生態系の一部がこわれてしまうんでしょうね。
それがわかっていて、餌をやるのは……「ひとりぐらい」という思いが、自分にもあるということです。
この記事へのコメント
RUU
食べているとスズメ君が
おねだりにきますよ
ひざに乗ってきます
あげるけど横浜ベイスターズの
応援をするというのが条件です
メンバラ
ここだけじゃないんですね。
空中キャッチするヒヨドリも、ここだけでなく有栖川公園でも見たことがありますからね。
経験を積んで学習するんですね。
POPO
そーいえばCマンも、餌でおびき寄せてたっけ(^^;
デカダックス
人の手からエサを食べる様子は本当に可愛いですね。
むやみにエサをやる事がいけないというのを知らない人も多いです。
知っていても可愛さについエサをあげたくなるのも、人間の自然の感情です。
人間と野生の動物が、同じ地球上で仲良く暮らしていくという事がどういうことなのか・・それを考えるのは難し過ぎま~す。
akane-man
文鳥の残り餌を餌台にやっているので、姿を見せると飛んできますが、4メートル以内には近付きません。
言い訳になりますが、この餌台は日本野鳥の会から買いました。
まゆみ
これってべつにいけない事じゃないですよね~?
そうです。たしか野鳥の会が推進していたような気がします。
メンバラ
「野鳥に~」の方が適切ですね。巨大化した鯉たちにも、大量のパンの耳を持ってきてあげている人もいます。
止まる木を立て、その下に枯れ草を敷き詰めてネズミを放し、フクロウがネズミを捕まえる様を撮影する……
野性ではなかなか見ることが出来ない場面を意図的に用意して撮るということの是非にもつながってきますね。
メンバラ
これは、なかなかむずかしい問題を内に秘めていますね。「人間と野生の動物が、同じ地球上で仲良く暮らしていく」ことのバランスを取るのが難しいんですね。
メンバラ
距離を置くこと、依存させるほど大量に与えないなど、個々人が気をつけても、公園のような場所だと、延べにすると、かなりの量になってしまいます。
メンバラ
一筋縄ではいかない、複雑な問題ですね。
餌を与え続けていれば、これだけ餌があるんだからと産む卵の数が増えるでしょう。
ニンゲンの気まぐれで餌やりを忘れたり、餌台のことを忘れたら、自然界の餌が不足してしまいますね。
そうなると、その影響を最初に受けるのは……
fujio
私も庭に、餌になる物をぶら下げますが、考えてしまいますね。
マイ野鳥図鑑
メンバラ
野鳥に親しみを持つためには、巣箱をかけたり、餌台を設けたりするのが、一番の近道だとは思います。意外な鳥が来てくれますからね。
野鳥達の依存度が高くならないようにさえ気をつければ良いのではないかと思います。
メンバラ
笊ではやったことがなくて、板切れで「捕獲装置」を作って、朝起きたときに蓋が閉まっていると、中にスズメが閉じ込められていました。あのワクワク感がなつかしいです。