カラスたちが、さも「はないちもんめ」をして遊んでいるような場面を前に紹介しましたが、何人かの方からメールをいただきました。
その中から、コメントをよくお寄せいただいているある方からは、こんな遊び方だったと報告がありました。長すぎて書き込みの文字制限を超えてしまうというので、メールでいただきました。
(AとBの2組が向き合って)
ふるさとまとめて 花いちもんめ (2、3回くりかえす?)
(AとBがじゃんけんして、先手後手を決める)
A:もんめもんめ、どの子がほしい?
B:もんめもんめ、どの子にしよう?
(チームごとに相談)
もんめ もんめ、ちょっと見りゃ Cちゃ。Cちゃがほしい。
A:Cちゃやるけど、何かって(添えて)くれる?
B:赤いまんま、ちち(魚)かってくれる。
A:のどかかる。
B:噛んでくれる。
A:唾くさい。
B:洗ってくれる。
A:水くさい。
B:干してくれる。
(Aチーム相談)
A:もんめもんめ、そいじゃ Cちゃ やるわ(「い」がついていた?)。
B:そんならCちゃ、なんになって来るや。
Cちゃ:カラスになって行くわ(い)。
(手をばたばた、カアカア口真似して走り、Bチームに合流)
どんな動物になるかは、もらわれる子におまかせですが、なぜかカラスが多かったような気がします。Cちゃがカラスになると、Dちゃ、Eちゃはイヌとかネコとか別のものにならなければなりません。
地方バージョンというものが、たくさんあるんでしょうね。でも、報告があったような遊び方はしたことがありませんねぇ。
それで思い出したことがありました。どの場面で言ったものかは思い出せませんが……こんなフレーズが、たしかありましたよね。
となりのおばさん ちょっときておくれ
鬼がこわくて 行かれない
お釜かぶって ちょっときておくれ
話が記憶に及ぶと、自信が目に見えて喪われていきます(^・^:
この記事へのコメント
16分音符
確かに「となりのおばさん・・」と歌った記憶がよみがえってきました~。
私は、この歌の意味をジャンケンに勝って嬉しい・・ジャンケンに負けて悔しい・・と、ずっとそう思っていたのですが、実は違うらしいですね。
これは昔の子買いの歌で、買って嬉しい花一匁
まけて(値切られて)悔しい花一匁
なのですね。
貧しかった時代のせつない残酷な歌で、それで今は保育園や幼稚園で遊ばれることがなくなったようです。
メンバラ
意味も良く分からずに歌い遊んだのが、実は……というのが良くありますね。
今の時代、遊ばれなくなったのは、そういう理由なんですか?
デカダックス
お布団かぶってちょっと来ておくれ
お布団ぼろぼろ行かれない
お釜かぶってちょっと来ておくれ
お釜底抜けいかれない
・・というのがあったような気がします。
昔の記憶って、人の記憶を聞いてそれをヒントに思い出しているうち、だんだんと少しずつよみがえってきますね。
最初は、あの子が欲しい・・というところしか思い出せなかったのに。
だめだめ
このブログはとてもお気に入りでいつも拝見させていただいています。
私もデカダックスさんと同様
となりのおばさん・・の先は
お布団かぶってちょっと来ておくれ
お布団ぼろぼろ行かれない
お釜かぶってちょっと来ておくれ
お釜底抜けいかれない
となっていてその後
あの子がほしい
あの子じゃわからん
その子がほしい
その子じゃわからん
相談しよう
そうしよう
と続いていたと記憶しております。
メンバラ
記憶が少しずつつながってきますね。
地方色があるようなので、意外なフレーズも出てきますがね。
メンバラ
コメント、ありがとうございます。
この遊びをしなくなってから○十年……思い出せなくて当たり前かもしれませんが、記憶の糸がつながってくると、遊び自体だけではなく、子どもの頃にこだわっていたような、この遊びとは何の脈絡のないことまで思い出されてくるのが不思議です。