我が家で羽化した(たぶん)ジャコウアゲハが、ついに庭のウマノスズクサに産卵してくれました! それが判明したのは、昨日。 しかし、産んだ卵は40あまり……。
下は5月12日に撮影したジャコウアゲハの♀です。
他の葉の裏にも……
卵が40……ウマノスズクサの株はけっこう増えましたが、まだ30センチほどに伸びたばかりで、食草の生育状況を考えると、40はちょっと多すぎですね。
孵化したら、あのアリストロキアを食べるかどうか、試してみたいと思います。
アリストロキアを食べてくれたら、40頭を羽化までもっていけるかもしれません。
【追記】コメントに返信しようと調べてみたら、期待が持てるような記述があったので、追記します。
ウマノスズクサにはアリストロキア酸が含まれていて、それは「毒」
!なんですって。母さんジャコウは、前肢の嗅覚で探し出して産卵するようです。

幼虫はウマノスズクサを食べるので、当然、体内に毒を蓄え、去年さんざん当ブログを賑わせた色合いで鳥に対して警告を与えているわけで、鳥も承知しているので、食べません。蝶も体内に毒を蓄えたままなので鳥に食べられません。
図鑑を見ると、ジャコウアゲハの姿を真似した、「アゲハモドキ」という蛾がいます。姿を似せて、食べられないようにしているんでしょうね。アゲハモドキは未見です。
これだけジャコウアゲハにかかわりを持っているんだから、ぜひ姿を見せてほしいものです。
この記事へのコメント
デカダックス
無認可ではなくて、立派な公認保育園。
食べ物の好き嫌いが無い子たちで、アリストロキアも食べてくれるなら、食糧事情はクリアですね。
この保育園のうわさを聞きつけて、次から次に入園希望者者が来るかもしれませんが・・。大丈夫ですよね!
ジャコウのお母さんを見掛けたら、メンバラ保育園に行くように声を掛けておきます。
何頭のジャコウがメンバラ保育園を卒業していくか楽しみです。
空からコッソリ狙っている鳥に誘拐されないで、全員が無事に飛び立っていけますように・・。(というコメントはまだ早いですかね。でも子どもは、あっと言う間に成長しますからね。)
まひる
40というには、一頭の♀が産んだ数ですか?
一頭の♀の体内に、一時にこれだけの卵が入っているなんて、何だか信じられないから。
だいいち、飛ぶにもさぞかし体が重たかったでしょうね~。
本当に♀は、ニンゲンも含めて偉いでしょ。頑張ってるでしょ。
♀が威張ったって、♂を尻に敷いたって、ある意味当然ですよね。なんちって・・これって逆セクハラだ~って怒られる?
何はともあれ、子沢山のジャコウアゲハのお母さんにエール!
そして、これから食料の在庫をに常に気にしなければならないメンバラさんにもエール!
ま、産みっぱなしの母さんジャコウと、育ての親のメンバラさんと、この先どっちが大変か分からないから、さっきの逆セクハラはとりあえず撤回します。
メンバラ
「鳥に誘拐」というコメントからの連想で、確か……毒を持っていたんだよなぁと、ちょっと調べて本文にそのあたりのことを追記しました。
メンバラ
産みつけられた卵は、孵化が近づくと黒っぽくなってきます。
撮った卵の色が違っているので、同じ日に産んだものではないようです。
親は複数いるようなので、産んだのは1頭ではないような……。