散歩の途中で見つけた白い花。「ブラシのようだな」と思って撮り、帰り道でも、「おっ、またあった」と撮ったのですが……調べてみると、良く似たのがあって、さて、このふたつは別物なのか、はたまた同じなのか……いい加減な観察をしてシマッタ!という悪い事例です。
「ブラシのようだな」と思った花。
「おっ、またあった」で、撮った花。
ここのブログで、「ウワミズザクラ」を紹介している方がいらして、それを見て「ああ、これだ!」と思ったのですが……
図鑑で調べてみると、「バラ科サクラ属」に分類されている仲間で、ブラシ状の花を付けるものが他にもあって、その中で特にイヌザクラは、ウワミズザクラと良く似ています。どの図鑑も隣同士で並んでいます。
簡単な見分け方は花(総状花序というようです)の下に葉があるか、ないかの違いです。イヌザクラ(別名シロザクラ)には葉がありません。一方、ウワミズザクラ(別名ハハカ、コンゴウザクラ)の花の下には葉があります。葉の形も、イヌザクラは先が尖っているだけですが、ウマミズザクラは尾状に尖っています。
—―なんてことを後から調べても、この写真では、判断が
つけられない! こんな撮り方をしていたのでは、同じ木なのか、他の木の枝と交錯しているのかもわかりません。花にだけ注目して撮ってしまったからです。結論は、写真の撮り方が悪かった ということです。

で、上はイヌザクラで間違いないと思います。下のも、イヌザクラなのではないかと思うのです……。
実がなれば、区別出来るかもしれません。もっと特徴を捉えて撮らなきゃ。反省点が
また増えました。

識別能力に欠けるなぁ~
この記事へのコメント
もも仔
花って良く似たものが沢山ありますよね 図鑑で調べても コレかな?こっちかな?って思うことがよくありますね やはり素人には判別するのは難しいですね^^;
メンバラ
ようこそおいでくださいました。
図鑑に載っているのは、一瞬を捉えた写真ですから、それを見て、同定しようとするのはムリがありますね。
でも、ブロガーの方々は、とってもやさしいですから、謙虚に尋ねてみるのがいいと思います。
ポイントを押さえているかどうかで、見方がまったく違うんですよ。こちらはそのポイントがどこなのかということすら、わかっていないわけですからね。
「これだ!」と思っても、違っていることはずいぶんありましたし、これからもあると思います。難しいということを念頭に置きながら、楽しもうと思ってます。
デカダックス
見た植物の名前を知る喜びや、名前を知っている植物を実際に見る喜びって、ものすごくありますね~。
でも、種類の多さと分類の複雑さと名前のややこしさには、ちょっと戸惑いを感じるこの頃です。
綺麗だったり珍しかったり面白かったり、
で、へーへーへー(最近流行ってないけど)と言って喜んでいるぐらいが私の快適レベルです。
こんな低レベルのコメンテーターが、ひとりぐらいいたっていいですよね~~?
でもブラシのようなサクラの花。これは衝撃的なので、記憶に残ると思います。
メンバラ
房状の花の桜もあるということだけでも知ったということで十分だと思います。
メンバラだって、わかって書いているわけではありませんからね。
この歳になると、特にカタカナ名前の園芸種は覚えられませんから、なんていう名前だっけ? と同じことを繰り返し調べていますよ。