吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ [文屋康秀]百人一首でおなじみの、この歌。「しをる」の解釈だけでも、「枝折る」「萎る」の二通りがあるようです。
いや、歌の解釈をしようというのではありません。
この歌に出てくる「むべ」は、副詞「宣」で「もっともなことに。なるほど」という意味です。
今朝の話題は、それでもなく、アケビ に似ている ムベ(漢字で書くと「郁子」「野木瓜」)です。
実がなる草木が庭にあるのは、いいですよね。
「メンタルバランス」と名乗っていたのが、短く「メンバラ」と呼ばれるようになり、そのままブログ名にしています。春・秋・冬は野鳥、夏は昆虫を主に撮影しています。
Biglobeのウエブリブログ時代に載せた過去記事中のトラックバックは、移転ですべてリンク先が消えています。また、ブログ開始直後の記事を除き、分類し直して「野鳥」カテゴリ内は、主な種名をアイウエオ順に並べていますが、記事数が多いので分類しきれていません。
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この記事へのコメント
パンドラの箱
もっと羨ましいのは、テニスにでかけるメンバラさん・・・。
私は完璧晴天の大阪でテニスができないのよ・・・(T_T)
まひる
まさか、チョウチョどもが雨雲の下に全員揃って羽広げて、メンバラさんのコートだけ雨から守っているってワケ~?
メンバラさんの事だから、そこまでチョウチョを教育することも可能かもね。
やっぱりメンバラさん。ちょうがっこうの先生とちゃいますか~?テニスできないみんなは怒ってます。
もっとも晴天なのにテニスできない人の事は、しりませーん。
ファイブK
かって大津京があったころ天智天皇が蒲生野で長寿に人に尋ねるとこの実を食べていますと答えたところ「むべなるかな」(なるほど)とおっしゃられたことからこの実をむべと呼ぶようになったとお菓子にお箱に書いてありました。
しかしメンバラさんのお庭がいったいどうなっているのですか。
自然の宝庫ですね。
メンバラ
(人の家も、我が家も、ごちゃまぜです。私のブログの「身近」という語には、メンバラが徘徊したエリアが含まれます)
前にご紹介した「アケビカレハ」という蛾の面白い幼虫が、ムベ や アケビ を食草にしているので、「いなかいかなぁ~」と探していて、実を発見したという次第。
我が家の庭には、貧弱な アケビ が生えていますが、実はなったことがありません。
カラスウリ も咲くには咲きますが、雌雄異株で、うちのは♂株のようで、実がならないのです。
スズメ
知り合いに郁子さんがいるのです。今度会ったら「むべさん」って呼んでみようかしら。
アシとヨシは呼び名が違うだけで同じものだと思っていましたけれど、使い分ける人もあるのですね!
ヨシズとは言うけれど、アシズとは言わないです。
えっくすえる
蔓は切っても切ってもどんどん伸びる。
物干し竿にも他の木のも絡まるし、うっかりすると隣りの家の木にまで手を伸ばして、ほとほと嫌気がさすほどの勢いでした。
実もたくさんとれました。
でもあまり美味しいと思った事はないですね。
種のまわりにトロトロの果実が付いているのですが、種ごとしゃぶって吐き出すという感じかな。
たいてい熟しすぎて、そのうちしぼんでからからになってました。
鳥も食べにこなかったですね。
フェンスを取り替える時にムベが邪魔になって取ってしまいました。
今こうして客観的にムベをみると、なかなか良いものですね。
もったいない事をしました。