調整池のトモエガモ(その後)

調整池に大挙して押しかけてきたオナガガモの群れに混じる、少数派のトモエガモの「その後」です。 2/13にはオナガガモは1羽でした。2/16にはそれが26羽に増えました。2/18には79羽で、その日にトモエガモが1羽いるのに気が付きました。2/19にはオナガガモが207羽、トモエガモは見つけられませんでした。2/20にはオナガガモが275羽、トモエガモが20羽。2/21にはオナガガモが397羽、…

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谷津田のキセキレイ

今日の谷津田はコサギしかいないかぁ……と、見渡していたら、小刻みに動いているキセキレイがいました。 谷津田のキセキレイ 危うく見落とすところでした。 ここを訪れる人はそう多くないので、人馴れしているはずもないのですが、ゆっくり動いていたら怖がりもせず、逃げもしませんでした。 野鳥観察ランキング

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谷津田のコサギ

冬でも水が張られた田んぼで、コサギが餌探しをしていました。 谷津田のコサギ 足を震わせて、その振動に驚いて動く小魚、ヤゴやザリガニなどの小動物を捉えて食べるのです。 コサギは、千葉県レッドデータブック「C」ランク(要保護生物)から2019年の改定で、生息数の減少により「B」ランク(重要保護生物)になりました。 冒頭の動画の41秒あたりで小魚を捉えた場面を切り出した画像。コサギが捕食したの…

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地元調整池のトモエガモ

今季は県内の北印旛沼に11万羽と言われるトモエガモの大群が飛来しました。そのせいでしょうか、地元の調整池に、強風を避けて羽根を休めるたくさんのオナガガモがやって来て、その中に一緒についてきてしまったトモエガモ♂が1羽だけ混じっていました。この調整池、オナガガモは、これまでは多くても数羽程度しか来たことがないのですが、トモエガモが混じっていた日の前後は200羽を超え、水面と枯れた水生植物の根際の大…

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カワセミのダイブ

近所の小さな川に立ち寄ると、カワセミがとまっていました。いつ飛び込んでも撮れるように、距離を取って構えていました。とまっていたのが川岸の枝だったので、そこから直線的に飛び込むのだろうと推測していたら、見事に外れて、上に飛び上がって短時間ホバリングをして飛び込んだのです。ーーなので、ファインダーから姿が消えてしまい、ポチャンと飛び込んだ音で慌ててレンズを水面に向け直したので、飛び込む瞬間は撮れてい…

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ヤブヨシキリ(シベリアヨシキリ)その後

1月下旬に、たまたま立ち寄った場所でヤブヨシキリ(シベリアヨシキリ)の撮影ができ、その後、たくさんのカメラマンが押し寄せたという話を聞いていたので、近寄るのを控えていました。 3週間近く経ったので、そろそろほとぼりも冷めただろうと、横を素通りする時にチラッと見ると、カメラを持った数人が手持無沙汰に立っていました。さすがにもういないだろうと、何か所かのポイントで撮影して、ぐるりと一周してから「現…

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チュウヒ

秋口から冬にかけてはチュウヒにまつわる記事が多かったのに、2025年になってからチュウヒが登場するのは、初めてです。車を走らせていたら、田んぼに舞い降りるチュウヒを見つけました。 車を止めると、すぐに飛び立ってしまいました。 今季、ハイイロチュウヒ♀は確認できたものの、チュウヒ自体の数がとても少ないように思います。 野鳥観察ランキング

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オオジュリン

冬の時期、葦原に行けばオオジュリンがたくさんいて、葦の茎に摑まって、パキパキと音を立てながら皮を剥き、中にいるカイガラムシなどを食べる姿が冬の風物詩でした。それが、オオジュリンの数自体が減り、至る所で見られた光景があまり見られなくなってきました。 自分の画像ファイルで、典型的な「茎の皮を剝きながら中の虫を食べる」姿を探しても、当時はごくごく当たり前の仕草だったせいか、見つかりませんでした。千葉…

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コジュケイ

日本で放鳥されてから100年以上経ち、「ちょっとこい、ちょっとこい」という鳴き声だけは身近な鳥になっているコジュケイですが、扱いは依然として「外来種」です。藪の中に姿を隠していることがほどんどで、道を横切る姿を見るぐらいで、全身像をきれいに撮影できたことがありません。 この日、水路の対岸に飛んで渡る4羽を目撃しました。藪の中から飛び出して、狭い水路を渡り、降りた先も藪という状況の中で、アッ!と…

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エナガ 巣作りの準備?

エナガがどんな巣を作るか知っていますか? 苔や鳥の羽根などを集め、クモの巣の糸を使って上手に作ります。 地元の公園で二股になっているアキニレの木に作った時のものが、下の画像です。3月下旬に、巣作りが終盤に差し掛かった頃のもので、巣材を運び込もうとして中に潜り込んだところで、尾羽だけがまだ外に出ている状態です。このときの様子は、この画像を含め、過去に載せました。 ⇒こちら 地味で目立たちません…

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ルリビタキ♀ 谷津田で採餌

田んぼの脇の林縁で、しきりにルリビタキが鳴き、日陰の暗い中で姿を見え隠れさせながら動いていました。♀のようです。 田んぼに覆いかぶさるように枝を伸ばしている木にとまると― 田んぼの畔に舞い降りてミミズを見つけたようです。そして飛び立ったのですが、尾羽しか写っていません。地面には、運びそこなったミミズが残っていました。(上と同一画像。赤丸で囲ってあるのがミミズ)(私の存在が気になって、取り落と…

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二ホンアカガエルの産卵

二ホンアカガエルはこの時期に、いったん冬眠から覚めて産卵し、産卵を終えると5月ごろまで休眠(春眠)するそうです。一部の個体は冬眠しないものもあるようです。早いときは1月下旬ぐらいから産卵が始まるのが常ですが、例年観察している佐倉市の谷津田では、今年はなかなか産卵が見られず、畔をイノシシとみられるものが掘り返し、グチャグチャになっているため、長靴に履き替えないと近寄って観察できない状況なので、足が…

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林のヤマガラ

林の中でしきりと囀っていたヤマガラ。どこで鳴いているのかと振り仰ぐと、近くの高い枝にいました。昨年この林では、コゲラが枯れ枝に開けた穴で子育てをしたほかに、林内に架けられた巣箱を利用したペアもいたせいか、ヤマガラが増えた気がします。 コゲラが開けた穴で子育てをしたヤマガラ(2023年5月) 野鳥観察ランキング

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林のエナガ

今季は鳥の種類が少なく、いつもは普通にいるツグミやシメの数が極端に少ないです。そんな寂しい状況でも、エナガの群がやってくると、とたんに賑やかになります。 最近、シマエナガにあやかった「チバエナガ」が話題になっていますが、地元の千葉県北西部では良く見られるとして、何年も前から認識されていました。前に撮影した画像の中から2枚紹介します。別個体です。 野鳥観察ラ…

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ルリビタキ*若♂?

表には、なかなか出てきてくれないルリビタキですが、引き揚げようと駐車場に向かっているときに、行く手の先の切り株にとまってくれました。小雨覆に青みが感じられるので、若い♂かもしれません。図鑑の解説によると、♂の青い成鳥になるまで4年ほどかかるようですから、毎年来てもらって、その成長ぶりを観察したいものです。 野鳥観察ランキング

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公園の水鳥たち

久しく行ってなかった公園の池を覗いてみたら、キンクロハジロ、ホシハジロ、マガモなどがいました。周囲に茂る藪に隠れて水面が見えない場所が多く、他にももっと別の種類がいたのかもしれません。 キンクロハジロ ホシハジロ マガモ水鳥たちが警戒せずにいられるように、ニンゲンの視線から隠れられるエリアがあるのは良いことでしょう。 野鳥観察ランキング

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谷津田のセグロセキレイ

2月8日に登場したセグロセキレイとは、同じ谷津田でも場所が違います。 ここのエリアの常連さんのように、ほぼ毎日姿を見せてくれるのがいいですね。 別の谷津田のセグロセキレイの姿と比較してみてください。バリエーションがあることが分かります。⇒ こちら 野鳥観察ランキング

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イソヒヨドリ♂

内陸部でイソヒヨドリの姿をよく見かけるようになったのは、いつぐらいからだったでしょうか。近所のホームセンターの屋根裏で繁殖し、近所の住宅地で見かけたこともありました。 良く見る場所でも、好んで止まる場所というのがいくつかあるようで、姿が見えなくても、その場所を中心に双眼鏡で探すと、見つけられることがあります。 今回の画質が良くないので、以前、同じ場所で撮影した動画を貼っておきます。 イ…

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公園のアトリ

今季は冬鳥が少ないーーどこに行っても、そんな声が聞かれます。「去年はこの時期に来ていた」と、どうしても期待してしまいます。そんな期待感で出かけましたが、そうはうまくいくものでもなく、ウロウロと別の場所に移動しているときに、数羽の群れが――。逆光で見難かったのですが、アトリだとわかりました。 アトリの採餌 種が落ちずに残っているアキニレの木にいました。 野鳥観察ランキング

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