不明幼虫

林縁を歩いていたら……。 虫好きの方なら、良くお分かりだと思いますが、植物に食痕があれば自然と注視してしまうもの。 「よく見つけられますね~」と言われるけれど、葉裏にいても、「本体」の一部分がわずかでも見えていようものなら、即座に見つけてしまうものです。 腰をかがめて視線を低くしてみれば……。 葉をひっくり返してみれば……。 頭部のアップ…

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てっきりアシナガバチだと思っていた

先日、林の中で見つけた幼虫。葉の上でとぐろを巻いていました。 去年、紹介したハグロハバチの幼虫も、こんな姿勢を取っていたので、 これはハバチの仲間の幼虫だろうと見当を付けました。 ネットでハバチの幼虫画像を検索すると、これはどうやらトガリハチガタハバチの幼虫のようで、その親の姿を調べると、林縁で時々見かけるアシナガバチにそっくり。なるほどそれでハチの形をした…

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サンカノゴイ

土手を越えて田んぼで採餌することもあります。この日、比較的近くで餌探しをしていました。「比較的近く」なのですが、初めておいでになった方は口々に「遠い!」と言ってました。農道を横切り……。 畦に乗り……。畦を歩き……。 土手上からの撮影(2000ミリ相当で撮影したものを、さらにトリミングしています) 【注意】 採餌場所の田んぼへは、車であっても立ち入らないのが、この場所のルールです。…

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サギのコロニーで

チュウダイサギ、ゴイサギの子育てのさまざまなステージが見られるので楽しいです。 巣が密集しているので、小競り合いは日常茶飯事。 巣立つ日も近いことでしょう。

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ツマグロシロノメイガ

曇天で薄暗い林を歩いていたら、葉裏に隠れたつもりの、こんなのを見つけました。 しゃがみこんで、見上げて撮ると、意外にもとってもキレイな蛾! 蛾はあまり撮らないのですが、きれいだったので、葉をそっとひっくり返して。 翅が世界地図のようです。 家に帰って調べると、ツトガ科のツマグロシロノメイガ(別名:マダラシロオオノメイガ)といい、幼虫の食樹はイボタノキな…

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つながりで考える(2)

今の時期、蔓を伸ばしたフジの若木が目立ちます(というか、フジハムシを探していると、当然目につきます)。 そんな中、伸びた蔓に体を伸ばしている、それも5センチ以上はありそうな、大きなイモムシがいました。 腹脚の部分。 尾脚の部分。 頭部。 調べると、マメ科(フジ)を食草にするキシタバという蛾の幼虫だということが分かりました。 キシ…

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つながりで考える

藤棚がある憩いの場。フジハムシや初見のシリジロヒゲナガゾウムシを撮った後、わずかに伸びたひこばえに1匹のイモムシを見つけました。 特徴的な色と模様。すぐに「シロシタホタルガ」と名が浮かびました。 その時は名が浮かんだことに満足して、幼虫を撮っただけでした。 家に帰って、「シロシタホタルガ 幼虫」で検索すると、 はたして同じ幼虫の画像が出てきました。 検索記事を読…

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ゾウムシの仲間なんだ

フジの老木にいたこの甲虫、カミキリムシの仲間かと思って図鑑で調べ始めました。 調べていったら、ヒゲナガゾウムシ科だということが分かりました。 シリジロヒゲナガゾウムシといいます。そのまんまの名前じゃん。 名前が分からなかったから、名前の由来の白いお尻がハッキリ写っている画像が ありませんでした(-_-;)

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えーっ、こんなところにカラスビシャクが……

愛犬と散歩していたら、あるお宅の塀と道路の間、土があってスミレなどが生えているところからカラスビシャクが出ていました。 同じ色合いで分かりにくいので、白丸印を付けます。 ふつうは田んぼの畦などに生えるので、このお宅の方が移植しんでしょうね。 このカラスビシャクの球茎は薬効があり、茎が取れたあとがヘソのように窪んでいることから、別名「へそくり」と呼ばれていたん…

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フジハムシの産卵

フジの蔓の先、わずかに葉が開き始めた所でフジハムシが産卵していました。 孵った幼虫は、新芽を食べて急速に大きくなり、土の中で蛹化するのだそうです。 4月24日撮影。

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