待ち構える

ハエドクソウの花にとまる藪蚊♂やハエを撮っていたら……。てっぺんに丸い形をした、得体の知れないものがとまっていました。これって、マダニ??マダニには何種類かあり、マダニの仲間は独特の感覚器官によって動物の体温や振動、二酸化炭素などを感知し、ニンゲンや散歩の犬が通りかかるのを待ち構えているようです。

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アリグモの住居

林縁を歩いていたら、ホトトギスの葉にアリグモ♀がいました。   白い綿のように見えるところに入っていきました。   こんな住居を作るんですね。 後日、この巣を探しても見つからず……それもそのはず、巣を構えていたのはドクダミではなく、ホトトギスの葉でしたので、訂正しました。 自然観察ランキング

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藪蚊 *ヒトスジシマカもしくは類似する種

デング熱で大騒ぎしたときに、その媒介をするというので駆除対象になったのはヒトスジシマカでした。吸血するのは♀だけなので、♂の画像を探してもなかなか見つかりません。 【6/28 追記】ツユヒメさんから、ヒトスジシマカ♂が紹介されているサイトのお知らせをいただきました。参照したところ、ヒトスジシマカ♂と思われますので、以下を訂正します。ツユヒメさん、ありがとうございます。 【6/29 追記】さら…

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ムラサキツバメ♂

林縁に頼りなく飛ぶ蝶がいました。   ヒメコウゾの葉にとまったときに尾状突起があるのを確認できたので、   これはムラサキシジミではないと瞬時に臨戦態勢に!    当地ではムラサキシジミはよく見かけるものの、ムラサキツバメは見た記憶がなかったからです。   飛んでいる姿を撮ったら、翅を開いた瞬間がたまたま写っていました。   とまって翅を開いてくれました。  …

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オオナミモンマダラハマキ

昨シーズンに初めて名前が分かり、その後はもう出合わないかもしれないと思っていましたが、今季はあちこちで出会います。   名前が長いので、なかなか覚えられません"(-""-)"   別の日、別の場所で撮影したものと比べると、上の個体は地味で、下の個体はかなり派手。   模様が明らかに違いますねぇ "(-""-)"   ……これは♀と♂なのか、それとも別の種類なのか?? …

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ゾウムシ3種

林縁の植物の葉の上では、ゾウムシの仲間がよく見られます。   ヨモギでよく見るのはハスジカツオゾウムシ(9-14ミリ)。   シロコブゾウムシは、大きい(13-15ミリ)ので迫力があります。   死んだフリをするのが得意です。   昨季、初めて見たタバゲササラゾウムシとしたものと同じかどうか……。   クワ(ひょっとするとヒメコウゾかもしれません)の葉にいました。 …

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ハムシの仲間

今の時期、ハムシの仲間にはよく出合います。   ヒゲナガルリマルノミハムシと言うようです。   とまっているのはハエドクソウ。なぜかこの葉がお好みです。   捕まえようとすると、ピンとノミのように跳ぶので、ノミハムシと名付けられたようです。   キベリクビホソハムシ。   模様が特徴的なので、調べればすぐにわかると思ったら意外に苦戦しました。   それもそのはず、斑紋には変異…

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アズマキシダグモ 卵のうを運ぶ

蜘蛛は種類が多くて"(-""-)" と、ハエトリグモは撮るけれど、他のクモにレンズを向けることがあまりありません。   この日、樹上に白っぽい卵のうの隣に、よく見かけるクモが……。   アズマキシダグモの「基本形」と呼ばれるものだと思います。   卵のうは糸で葉にとめてあるようです。 卵のうを持ち運ぶクモがいますが、どうやって運んでいるのかと考えたこともありませんでした。 コモ…

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サシバ 飛び出し

サシバが飛んでくれないかと待機しても、鳴き声も聞こえてこなくて手持無沙汰……。そろそろ引き上げようかと思ったときに、遠くを飛んだのは……羽根裏が一瞬、白っぽく見えたので、一応、撮ってみました。白丸で囲みました。木のてっぺんにとまりました。車で移動し、そこから徒歩で近づいてみると……。白く長い眉斑があるので、♀でしょう。

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ムラサキシジミ

出あえたとしても、必ずしも翅を広げてくれるとは限りません。   この日も……。   次にとまったところでも……。   これはダメかとあきらめかけた時に !   大きくトリミング。♀ですね。

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ヒメゴマダラオトシブミ

初めて歩いた林縁で、ルリオトシブミ族(識別は実体態顕微鏡レベルなのだそうです)がいたので足を止めると、アカネの葉の上にも別のオトシブミがいました。こっちの方がデカイ!   ヒメゴマダラオトシブミといって、揺籃をエノキ、ケヤキなどに作るそうです。   今季はまだ ゴマダラオトシブミ を見ていませんが、   連日、オトシブミを観察出来ているので、ラッキー! 昆虫写真ラ…

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ヒメクロオトシブミの揺籃づくり *ブログ開設10周年*

ブログというものを始めてから、今日でちょうど10年になりました。   ヒメクロオトシブミがクヌギの若木で揺籃を作り始めていました。   最初は2匹いたのですが、上に歩いて行った1匹は、姿を消してしまいました。   ここまでで32分。しゃがみこんでの手持ち撮影の限界でした。   昼食をはさんで2時間後に戻ってみたら………

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ミミズク 成虫

幼虫ばかりに出あっていたミミズクの成虫がいました。   探せばいるものですね。   初見だとばかり思っていたら、2年前にちゃんと親の姿も紹介していました"(-""-)"

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歩き回るミミズク

まだ幼虫でしたが、今季3度目の出あいでした。   ミミズク幼虫。上が頭。   頭は下。   魚のアンコウを彷彿させる顔だちをしています。 ピタっと止まると、あとはじっとしていました。

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葉の上の争い ヤサアリグモ

1本のドクダミに、たまたま居合わせてしまったヤサアリグモの♂2匹。   互いを牽制するように歩き回っていましたが、決戦の場は同じ葉の上でということに。   ふだんは大きなハサミは開いていません。   それが対峙すると……。 葉の裏に回ったり、茎に移動したりと延々と続いたのですが、ハサミを開いて尾を振り上げ、いかに自分を大きく見せて相手を威圧するかという行動に終始して、直接…

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初見 オニノヤガラ

ラン科でナラタケと共生するのだそうで、高さは1メートルほどもありました。ギンリョウソウやツチアケビと同じ腐生植物に分類されています。千葉県レッドデータブックでは「C」 ですが、かつては普通にあったものが、現在では稀になっているようです。ヤセウツボを大きくしたような感じで、私は初見でした。ヤセウツボを知ったのは2007年だったことが過去記事で分かりました。 →こちら 自然観察ランキング

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